見えない未来に嫌気が差して
変わらぬ風景にもたれかかった
自分の過去を見つめて嘆いた
どうしてこんなに堕落しちゃったのと
生きなきゃいけない理由を見失った
瞳から雫が垂れた
何度も宙に八つ当たりしては
そんな自分を嫌った
矛先はいつしか周囲から自分へ向いていた
傷だらけになって僕はついに横たわる
その傷が自分でつけたものだとも分からずに
息を止めたいと強く願ったのはそれが最初のことだったんだ
息をするのさえ苦しくなった僕は公園のブランコ 腰をおろした
前進しても戻ってきちゃう様が
ブランコを漕ぐ自分だったんだ
自分の今を見つめて逃げ出した
どうしてこんなに足踏みしてるのと
「死ぬのはダメ」に疑問を抱いた
いっそのことやり直したかった
何度も「死」について考えては
そんな自分を嫌った
刃先が突き刺さる一歩手前で覚悟決められず迷っていた
傷だらけになって僕はついに突っ伏すの
その傷が自分でつけたものだと分かって
息を止めたいと強く願ったのはこれで何度目のことだろうか
夜の闇に引きずられていく
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