2016年10月15日土曜日

十一月一日

ふと目が覚めると昨日までまとってた仮装がとれていた
「いい子ちゃん」という名の仮装が
もちろんそれは成長なんだろうけど
これまで当然のようにしてやってきたもろもろはすべて
自分の意志からではなくて
親に着せられた仮装のせいだったんだ

選べるという苦しみを
夢がないという悲しみを
突きつけられて僕は歩みを
完全に止めてしまったんだ
でも進まなきゃって分かってたから
意志もなく歩き出したんだ
寄り道ばかりのこの頃に
心底嫌気が差す あの日から


ふと思い出すあの頃の自分
どれだけ理想像だったろうか
ずっと貯めといた菓子たちに
必死に貪りついてます

Trick or treatに甘えたね
「何をせずとも得られる」と思ったね
そんなの今ならバカみたいね
でも自分ひとりじゃ何も出来ないんだ

自由という不自由を
解放という束縛を
感じた僕から溢れ出る
欲は負の物ばかりだった
ブレーキにあたるものもなく
時間を浪費する毎日だ
意志を持たなきゃ んなもん分かってる
でも無いものは無いの 始めっから

じゃあ僕はどこ目指し生きてきゃいいの?

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