紙の上に嫌いなあいつの名前を書いて
ぐちゃぐちゃにしてゴミ箱に放り投げたんだ
しきりに乱される心の痛みなど顧みられるはずもなく
足掻いても変えられない悔しさなど顧みられるはずもなく
「僕なんか初めっから負け犬だ」って
そう唱えて飲み込むほかなかった
溜め込みすぎた毒はもう体を蝕みはじめていた
あんなやつ無視してりゃ良いんだって分かってる、分かってはいるけど
蚊のように羽音を響かせて周りを飛び回ってくるから
放置してたら食われまくってしまうから
揶揄われると分かりつつも歯向かってしまうんだ
紙の上に大好きなあの人の名前を書いて
ぐちゃぐちゃにしてゴミ箱に放り投げたんだ
どうしたって報われぬ苦しみなど顧みられるはずもなく
迷惑をかけまいとする努力など顧みられるはずもなく
「負け犬だって」「負け犬だって」「負け犬だって」
そう唱えて自分を鼓舞するほかなかった
言い訳ばかりしていても意味ないんだって気づいた
現実から目を背けちゃいけないだなんて分かってる、分かってはいるけど
蚊のように羽音を響かせて周りを飛び回ってくるけど
放置してたら食われまくってしまうけど
正統じゃないと分かりつつも歯向かっていこうと思う
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