ラベル 3rd mini album「赤い電波」 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2016年12月13日火曜日

十五夜

一瞬で分かったんだ
君はショートカットがよく似合うって
僕のストライクゾーンまっしぐらだって
これは一つの運命だって

だけど分からないんだ
君から放たれる光が何なのか
とても不思議なんだ
そんなこと想ってるんだ

暗闇を切り裂くようなその笑顔が
傷だらけに見えたその心が
見た目とは裏腹な女性らしさが
月によく似ていて

来る十五夜には君に届けと指先で精一杯叫ぶだろう
君から返ってくる言葉はみなきっと輝いているだろう
来る十五夜にも指先で叫ぶのが僕なりの精一杯だろうこんな意気地ない僕にでも君はきっと光を分け与えてくれるだろう


一瞬で分かったんだ
君という人はただ者なんかじゃないと
何が凄いかなんて僕には到底見当つかないけど
君に出逢えたのは奇跡だと

だけど分からないんだ
なんでそんなに輝いてるのか
なんでそんなに優しいのか
なんでそんなに可愛らしいのか

闇を抱えたその様が
遠く離れている様が
笑顔に隠れたそのえくぼが
月によく似ていて

来る十五夜には君に届けと指先で精一杯叫ぶだろう
君から返ってくる言葉はみなきっと輝いているだろう
来る十五夜にも指先で叫ぶのが僕なりの精一杯だろうこんな意気地ない僕にでも君はきっと光を分け与えてくれるだろう

2016年9月29日木曜日

多摩ゾン川

鈍く澱んだその心には
夢や希望を食い散らかすピラニアが放たれて
今日もまたまた今日も
「自分」が破壊されていく
すぐさまピラニアは棲みついて
あっという間に増えてしまって
完全に食い尽くされた
空洞を悲観が埋めた

やっと気づいたんだ これじゃダメだと
そう気づかせてくれたのはあなた

君の優しさで浄化されてゆく
澄み渡ってゆくこの気持ち
卑屈な自分の本当が見えてきたよ
そうしてまた清らかな流れへ


一度濁ったその心には
再び闇が襲いかかってきて染まりそう
息潜めてたピラニアの
稚魚も育ってゆく
すぐさまピラニアは暴食し始めて
あっという間に荒らされてしまって
ちょっぴり空洞が出来た
そこへ君は駆けつけてきた

安心したんだ 今幸せなんだ
そう思わせてくれたのはあなた

君の優しさに満たされてゆく
豊かになってゆくこの気持ち
「変われるんだ」と自信持てたよ
そうしてまた清らかな流れへ


洪水にも耐えられるように護岸工事に堤防整備しといたよ
「もうこれで大丈夫よね」 って待ってよ
どこへもいかないでよ
僕の側にいてよ

2016年9月28日水曜日

夜り道

生きていくことに疲れ果てた僕は公園のベンチ 腰をおろした
見えない未来に嫌気が差して
変わらぬ風景にもたれかかった
自分の過去を見つめて嘆いた
どうしてこんなに堕落しちゃったのと
生きなきゃいけない理由を見失った
瞳から雫が垂れた

何度も宙に八つ当たりしては
そんな自分を嫌った
矛先はいつしか周囲から自分へ向いていた

傷だらけになって僕はついに横たわる
その傷が自分でつけたものだとも分からずに
息を止めたいと強く願ったのはそれが最初のことだったんだ


息をするのさえ苦しくなった僕は公園のブランコ 腰をおろした
前進しても戻ってきちゃう様が
ブランコを漕ぐ自分だったんだ
自分の今を見つめて逃げ出した
どうしてこんなに足踏みしてるのと
「死ぬのはダメ」に疑問を抱いた
いっそのことやり直したかった

何度も「死」について考えては
そんな自分を嫌った
刃先が突き刺さる一歩手前で覚悟決められず迷っていた

傷だらけになって僕はついに突っ伏すの
その傷が自分でつけたものだと分かって
息を止めたいと強く願ったのはこれで何度目のことだろうか

夜の闇に引きずられていく

2016年9月24日土曜日

MooN

飛び疲れてしまって堕ちていく僕
真っ暗な海面へと 羽も動かさず
もういっそこれでいいやと思って
今頃みんな騒いでるかなぁ

群れからはぐれてって堕ちていく僕
真っ暗な海面へと 羽も動かさず
むしろこの方がいいやと思って
どうせすぐ鳴きやむだろう

とその時月が語りかけてきた
「大丈夫?」って
導かれるように全てを話した
また飛べる気がした

暗闇を切り裂くその光は
心の内側を照らしてくれた
「おせっかいでごめんね」なんて微笑まないでくれ
水際で救い出されたんだ


夜が来るのを待って飛び続ける僕
本当に全部全部 受け止めてくれて
「ありがとう」って言葉のほかに
「好き」って言葉も生まれたんだ

やっと夜が訪れ飛び続ける僕
今度は僕が全部受け止める番だ
君に「嬉しい」って言ってもらえて
僕は本当に嬉しいよ

とその時僕はつぶやいてしまった
「大好きだ」って
でもそれすら全部受け止めてくれた
受け入れられなくても

暗闇を切り裂くその光は
恋心まで照らし出したの
「楽になったよ ありがとう」なんて微笑まないでくれ
救われたのはこっちの方なんだ


たとえ君が雲に隠れても
どんなに強い向かい風吹いても
君に救われた命なんだから
必死に飛んでいくんだ
闇を抱えつつも
傷だらけだったとしても
遥か雲の上の君見上げて
君みたいに


暗闇を切り裂くその光を
浴びた僕に反射した光が
また君みたいに暗闇を切り裂いていくんだね
誰かの「月」になっていくんだね

2016年9月18日日曜日

赤い電波

あの欠片みたいな記憶 かき集めて
君がそんなこと言う妄想を作り上げて
勝手に好きになって
もっと聞きたくてリプライを送ったんだ

この欠片みたいな語彙 かき集めて
君に喜んでもらえる言葉を探して
君のすべてをただ受け入れて
周りがどうとか何もかも分からずに

優しさが返ってきて
もう僕はどうすればいいんだろう

笑って泣いて触れて離れて
なんてできないけど
この電波が僕らを繋いでくれてるんだ
この画面の向こう側に同じように輝く君がいて
これはもう現実だと言える自信があるんだ


その欠片みたいな想い かき集めて
届くまで割れぬように厳重に梱包して
好きだよ 大好きだよって
恥ずかしくて言えずリプライを送ったんだ

この欠片みたいな茶々も渦のように
友達関係すら崩れかねないピンチ
でも勝手に好きになったから
最低限君を守りたいと思うんだ

何ともいえぬ返事が返ってきて
もう僕はどうすればいいんだろう

分かってたって 分かってたって
急に不安になって
弱音ばっか吐き出す僕を君は嫌うだろうな
この画面の向こう側に同じように悩んだ君がいるって
これはもう現実だと信じるしかないんだ


泣いて笑って。離れて触れて。
なんてバカな願いだろう
だけど叶えてみせるさ それくらいね覚悟がなきゃ

笑って泣いて 触れて離れて
夢幻が現実に
なるその時はもうすぐそこに来ているんだ

2016年9月12日月曜日

恋仲

好きだ 間違いはないんだ
ここまではっきりとした感情は初めてなんだ
だけど絶対に叶いはしない恋なんだ
事情が許さないんだ

「好きだ」って 言えれば済むんだろうけど
できないからこれがまた大変なんだ
でも本当は向こうにも気があるような気がするんだ
何とかして言わせようとするんだけどやっぱり何も言わない
きっと言えないだけなんだろうな
そういうことを願いたいな

どうか恋仲でありますように
もうこの際付き合えなくてもいいからさ
どうか君が僕を好きでいてくれますように
それだけでもう僕は十分だから

好きだ
間違いはないんだ
ここまではっきりとした感情は初めてなんだ
でも絶対叶ったとしてもダメなんだ
すぐに別れちゃうだろう

「好きだ」って言えれば区切りはつくんだけど
その後のこと 考えたくもないな
でも本当はなんとか上手くいけるような気もするんだ
何とかして言おうかとはするんだけどやっぱり何も言えない
二人の間での唯一の隠し事
が解消するのはいつだろう

どうか恋仲でありますように
もうこの際付き合えなくてもいいからさ
どうか君が僕を好きでいてくれますように
それだけでもう僕は十分だから

遠からず近からぬ僕らは
一体いつからこんなになっていたんだろう
どうかしちゃいそうこの胸の奥が
それだけでもう僕は十分な訳がないから