2016年12月21日水曜日

in-goodbye

キラキラ輝いていた心の中のイルミネーションは突如停電して
この真っ暗闇からどうすればいい?
これほどにも無情な問いかけは、

浮かんだ泪のせいでよく見えていないのと
吐いた気は温かくて
冷たくなってしまった手をそっと握る

私に出来る事と言えば
世界を恨むことと
あなたのいる今を考えて嘆き悲しむことくらい

もしあなたが雪だと分かっていたなら
もっとあなたに優しくしてあげたのに
もし今日が雪解けだと分かっていたなら
ずっとあなたの隣にいてあげたのに


心を覆う黒々とした雲は重くのしかかってきて
もう青空は見られないの?
弱々しい、たどたどしい声

泪は溢れては乾いてを繰り返し
天に向かって昇ってゆく 想いを乗せ

私が出来たらと思うことは
あなたを忘れることではなく
あなたを隣に呼ぶこと

もし暁のうちに気づけていたなら
もっと大事に過ごしたのに
もしあなたを護ることが出来たなら
少しはお返しできたのに


できなかった。
できなかった。
そう思うとより強く


大掃除で出てきたあなたのチェスターコートを無理に羽織ってみて
あなたの匂いが温もりが
ねえ、また会えるんでしょ?
ねえ、

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