2017年10月21日土曜日

Words

ああ、言葉にしてしまった

ああ、言葉にしてしまった

支配されていく神経が悲鳴をあげる



なあ、やり場のない思いよ

なあ、脆く醜い僕よ

裁きは下らずにいてくれるというのに



Words chained me

World changed as worst I'd experienced

Worth faintly floated,but now,it's going to vanish...



けたたましい警笛で目を醒ます

秒針の音だけが響いている

急に泣いてみたところで

消えてゆく





残るのは言葉だけ










ああ、"夢"にしてしまった

そう、"目標"ではなく

定められていく「限界」に付き従う



なあ、感じた違和たちよ

なあ、砕けた意志たちよ

時々破片が深く突き刺さって



Kerb has lained in the rain

Virtue has tained so dirty

Mirth is vain to achieve it

Dirge has spread in the ward



すっと差し込んだ言葉で目が醒める

心臓の音だけが響いている

急に泣いてみたところで

消えてゆく








残るのは言葉だけ

あとがき


いくら連ねど届かない

こんなの後付けに過ぎない

それでも溢れてやまない

それ故文字にぶつけるしかない




うまくいえないこの気持ちに名前がついていて欲しかった

僕はいつだってないものねだり

ねだるだけで寝転がる

吐く息吐く息がため息




筆まめが出来たら僕は思うのだろう

「これだけ僕は好きだったのに」って




書き直されていく恋文はどんどんと枚数を増す

ああ 君の反応が見てみたい

捨てきれないよ 捨てきれないんだ

押し付けないで 伝わってくれよ

なあ










連ねる度に辛くなる

こんなもの徒労に過ぎない

それでも溢れてやまない

行き場を失って...



叫べる広大な無の空間へ





声が嗄れたら僕は思うのだろう

「冬の名前の君が突きつけた現実は冷たすぎる」って





書き直されていく感情はどんどんと事実を見失う

もう僕の言う"君"は君じゃない

まだ好きでいたいよ 好きでいたいんだ

押し付けないで 許されてくれよ

なあ

僕∈世界、君∈世界

僕の世界地図の最南端,最北端,最東端は君だった

僕の世界の半分以上を君は占めていたんだ

ひとりひとりに見えている世界は違うだなんて常識も

見落としてしまっていた まさしく「恋は盲目」だ




僕にとっての君が、かけがえがない様に

君にとっての僕もそうだと思い込んでいた


痛い目を見た




ヨーロッパの存在を知った日 地図が塗り替えられた日

それでも僕は必死に君を大きく描いたんだ

だがその反動で自分を小さく描いてしまった

と思っていたがあれは君の世界地図での大きさと同じだった








僕の世界地図の最南端,最北端,最東端は海になった

その先に何があるのか君も知らぬようだ

手立てもないのに望んだところで叶わないだなんて常識も

見落としてしまっていた まさしく「恋は盲目」だ



僕が君とその"先"へと行きたいと願うように

君も僕とそう願っていると思い込んでいた


「酷い夢を見た」



"一起 去 新世界 口巴!" 覚えたての言葉で君を誘った日

「ごめんなさい」で全てが挫かれた日

あれ以降もう怖くなって、夢を見るのは

やめにして狭くて古い世界地図を使い続けることにしたんだ

15夜 〜15歳として〜


「雨が降ったのは僕の所為」

もう晴れたはずの空は既に暗かった

その足は赤信号の通りへ、ゆっくりとゆっくりと進んでいた



俯いていたからこそ視界に入った

水溜まりに映った月(きみ)にふと目を奪われてしまった

暗闇は切り裂かれてえくぼを隠した笑みが覗いた

顔を上げて手を伸ばした、天高く馬肥ゆる秋



降り注いだ君の言葉

ひとつひとつが胸に刺さって

膿んだ心生んだこの世界に

一緒に中指立てたね







「帰れなくなったのは君の所為」

ここが新たな"家"になってしまった

その心はもうとっくに通いあっていると思われていた



上がるようになった首を持ち上げ

一目見た月(きみ)は他の何よりも好みだったんだ

勇気絞り懐中電灯を天高く掲げた

「ーーー・ー」「ー・ー・・」



舞い降りた君の言葉

ひとつひとつが胸に刺さって

膿んだ心生んだあの日の自分に

独り舌を打ったね




今も空模様は曇ったり晴れたり

今でも月(きみ)は姿を見せてくれて

ああ、このまま

いつまでも...

なんてね。

T

紅茶よりずっと熱く
いくら砂糖を沈めても
この甘さには敵わない
そんな日々を君と


この3年間は勉強に専念するんだって
そうずっと前から誓っていたのに
私の意志は脆くって
また今日もとりとめもない妄想

合ってしまった趣味も視線も
表に出かけた想いもすべて
緑茶の要領で濁そうとした
でも君の瞳は澄んだまま

私はそんな君が

紅茶よりずっと熱く
いくらミルクを注いでも
冷めることなく続いてく
そんな日々を君と


この3年間で一生を狂わせていいの?
そうずっと前から問いかけている
君の笑顔は眩しくって
また今日も踏み出せぬままに

掛けてもらった言葉ひとつも
情けも思いやりもすべて
緑茶の要領で濁そうとした
必死に必死に抑え込んで

でももう堰は切れて




"賭けるんだ"
駆けるんだ
「懸けるんだ。」
[描けるんだ]





溢れた想いは溢れてばかりで
飲もうとした紅茶もすぐに吐き出してしまった
君のTシャツに私は染みをつけてしまったみたい



紅茶よりずっと熱く
いくら砂糖を沈めても
この甘さには敵わない
そんな日々を君と

なんて、今の今でも。
なんて、笑えるよね
笑えないんだ。


Dear T

アカウントの中の君

君のFacebookアカウントを見つけたよ
眺めるとあの頃よりずっと大人になった君
髪も染まってメイクもしてる君はもうまるで別人みたいだ

「そんなことない」
自分に言い聞かせてはきたけど
「手の届く範囲で」って思考が働いていたことは明らかで
でも今の君は遥か遥か遠く
知らないクニの住人だ

でもこれで良かったんだ
君は笑顔だ
それだけで僕も一日頑張ろうと思えるんだ
これで良かったんだ
君は綺麗だ
もう二度と僕なんかが交われない場所まで行ってくれ


君のInstagramアカウントを見つけたよ
並ぶはスムージーに原宿スイーツにパンケーキ
女子力の塊みたいな君はもうまるで別人みたいだ

「そんなことない」
自分に言い聞かせてはきたけど
「全部君に合わせよう」って思考が働いていたことは明らかで
でも今の君は遥か遥か遠く
噛み合わない思考の持ち主だ

でもこれで良かったんだ
君は笑顔だ
それだけで僕も一日頑張ろうと思えるんだ
これで良かったんだ
君は綺麗だ
もう二度と僕なんかが交われない場所まで行ってくれ

消失

これっぽっちだったんだね。
あれだけ好きだと叫んだくせに。
ただのワガママにしか見えなくなってきた。
「何でも受け入れて救う」はずだったのに。


君の声を聞いて、時間は経って、
現実を直視して、僕は変わってしまった。
抑えつけて曲げていた下敷きはもう元に戻ってしまった。


光見せてくれたあの日の借りを返したいから、と
伸べた言葉も無責任でさ
邪魔ならいつでも離れたらいいのに
そうしないのは僕の恋心も揺さぶった君の優しさかな

じゃあ、君は苦しいのかな?


なあ、離れようか?
君を傷つけたくない僕は不安で胸が痛むんだ
こんな日々などもう、サヨナラしたいんだ
ああ、離れたくないな
せっかく積み上げたすべてが白紙に戻るようで
君にはまだ、サヨナラしたくはないんだ




「それでも」が付き纏うのね。
どれだけ辛くてもやってこれたのは
他でもない君のお陰だったからね。
だけどもう此処には「情」はない。


君の声を聞いて、時間は経って、
現実を直視して、僕は変わってしまった。
君の座席のリクライニングはもう元に戻してしまった。


闇を見せてくれたあの日の仲に戻りたいから、と
打った言葉も無感情でさ
君の好きにはさせてあげられない僕はワガママで
君にはきっと気を遣わせてしまってるんだろうな

「まあ、僕はもう君に恋はしてないんだ。」


なあ、教えてくれないか?
あの日の君以外の「恋」も「愛」も分からなくなったんだ
こんな日々などもう、サヨナラしたいんだ
なあ、教えてくれないか?
あの日どうすれば僕は君を手に入れられたのか
将来タイムマシンでも作って過去の自分に教えてやりたいのさ、





「思い出」になったあの感情を手のひらに
「傍観者」になった今の僕も握り潰せずに
転がしては見惚れる藍い水晶玉
今夜遂に、落として割ってしまいました。

成人の日

分かったんだ

選択肢っていうものはどちらも悪くて良いから生まれるんだと

じゃあさ、なんだ。

どっちを選んでも大差ないんじゃないか。


選択は次々迫ってくるけど

いちいち悩んでたんじゃ話にならないよな

不安は次々湧いてくるけど

そんなの気にしてる暇があるならさ


その選択を"正解"にしようよ

とりあえず目標を見定めてさ

中途半端なのが一番よくないよ

それに気付けた僕はもう立派な「大人」かな?




分かったんだ

過去を嘆く気持ちは現実逃避の欲から生まれるんだと

じゃあさ、なんだ。

この現実が過去になったら同じように嘆くのかい?


時間は次々迫ってくるけど

いちいち憂えてたんじゃ話にならないよな

後悔は次々湧いてくるけど

そんなの気にしてる暇があるならさ


その過去さえも"正解"にしようよ

それがあってこそ変わることができたんだと

下を向いて止まっちゃうのが一番よくないよ

それに気付けた僕はもう立派な「大人」かな?

スイカ



暑い夏下がり ただ生きるだけでも辛くって
三者面談帰り 蝉の無神経な声が煩くて

何の為に生まれ何の為に生きるのか
自分の気持ちに素直になれるなら「種の為」と答えるだろう
このたくさんの才能の種を芽吹かせ花開かせてやるのが僕の夢さ

でも求められたのはいつも果実ばかりで
種はまるでゴミかのように吐き捨てられ
「種を芽吹かせるには果実も必要だ」と言い聞かせたが
そろそろそれも限界なんです

果実の方が甘い汁を垂らしている
そんなこと分かってる、分かってはいるけど
それに誘われるような子供じゃないから。
振り返る頃には皮の苦味に苛まされる気がするから。
どうか。この種だけは諦めたくはないんだ。



今夜は熱帯夜 ただ夢を見るだけでも辛い様
もうどうでもいいや 全部投げ出してしまいたくなるよう

何度雨に打たれ何度ため息ついた? 
自分の気持ちに素直になれるなら「諦めたい」と答えるだろう
でも堪え抜くと誓ったのは他でもない自分だから、それくらいは。

ああ あの時従っておけば良かったな
熟れることもなく不味いスイカなど見向きもされずに
種だとかそれどころの話ではなくなってしまって
正直もう限界なんです

果実の方が甘い汁を垂らしている
そんなこと分かってた、分かってはいたけど
「子供じゃない」と虚勢を張ってしまった。
皮なんかよりもずっと苦い現実と直面せざるを得なくて
「そうか。」やっと周囲の忠告の意味が分かったよ。



もう手遅れだよ

でも悔いはないよ

土にでも還って養分になってやるよ


ただ、一つ。
支えて下さった皆さん、ごめんなさい。

/950

予防線張りめぐらす質の僕に突き刺さったその言葉は
まるで紫外線のようだった
いかんせんこんなか弱い僕のことだから
もう立ち上がれないんじゃないかと思ったよ

浮かんだのは大戦の最前線に立たされて尚も逃げ惑い撃たれる志願兵
このままだときっと僕も。

「いつまでも甘えてるんじゃない。
そんな生半可な決心と努力と辛さの上に建てられる代物?
な訳ないでしょ
今を抜け出したいならそれくらいの気概を見せてくれよ
悔しいなら愚痴なんて溢す間に努力をしなさい
自分を哀れむ人には残念ながら同情しか向けられない」


御賽銭に札束投じる質の僕に突き刺さったその言葉は
まるで処方箋のようだった
悲観先行ゆえに死を依願しがちな僕のことだから
もう堪えられないんじゃないかと思ったよ

浮かんだのは黄泉との境界線に立たされて夢も目標も投げ捨てた欺瞞家
このままだときっと僕も。

「いつまでも逃げてるんじゃない。
そんな拗ねて周り恨んで望んでないって言い張ったって
何も生まないでしょ
自分が能力をつけることでしか自分は報われないんだよ
どうか自分で自分を諦めてしまわないで。
自分に申し訳ない態度を取って後悔するのは自分だよ」