2016年12月28日水曜日

Turning point

いつの間にか逃げるのが上手くなっていたようだ
いつの間にか虚言を吐くのが上手くなっていたようだ

布団に潜って過ごすだけの日々が「嫌だ」と言ってまた布団に潜って

今まで何度も唱えるだけ唱えてきた「変わりたい」の言葉も
今度こそ嘘とならぬように
さあ今がターニングポイント
今年一杯でこの自堕落な生活に終止符を


いつの間にか反省のふりが上手くなっていたようだ
いつの間にか自分隠すのが上手くなっていたようだ

自分を悲劇のヒロインに仕立てあげて
掛けてもらった優しい言葉に甘えて

今まで何度も唱えるだけ唱えてきた「変わりたい」の言葉も
今度こそ嘘とならぬように
さあ今がターニングポイント
今年一杯でこの自堕落な生活に終止符を


来年こそは変わってやるんだ

2016年12月27日火曜日

Change

垂れ流された不平不満が
気管を強く締め付ける
今日は幾つの嘆きが聞こえた?
幾つの悲鳴がこだました?
溢れかえった涙の海に
今にも溺れてしまいそうで
今日は幾つの願いが絶えた?
幾つの憎悪が渦巻いた?

僕らが生まれたのは何のためか?
光は差した
鐘は鳴った
そう、終わらせるため

このくそみたいな時代も
くそみたいな世界も
僕らならきっと変えられると思う
このくそみたいな時代も
くそみたいな世界も
僕らが変えてやるんだなんて思うよ


行き場なくした叫び声は鼓膜を強く振り動かす
今日は幾つの訴えが消された?
幾つの苦痛が息を吹いた?
強く鼻を差す酸い臭いに悲しくもすぐに慣れてしまって
今日は幾つの祈りが散った?
幾つの命が天に召された?

僕らが生まれたのは何のためか?
光は差した
鐘は鳴った
そう、終わらせるため

このくそみたいな時代も
くそみたいな世界も
僕らならきっと変えられると思う
このくそみたいな時代も
くそみたいな世界も
僕らが変えてやらなきゃいけないんだ

stage

与えられた数少ない時間で僕は何を伝えられるだろう
与えられた数少ない手段で僕は何を伝えられるだろう

思いっきり楽しんでもらいたいんだ
思いっきりやってやるさ こっちも

Raise your hands
Wave Wave Wave Wave
何だか楽しくなってこないかい?
Raise your hands
Crap Crap Crap Crap
Welcome to our stage


歴史に刻み込むんだ この日を
夢と嗤うな 本気なんだから

だからみんなには楽しんでもらいたいんだ
ちゃんと楽しませてやるから こっちも

Raise your hands
Wave Wave Wave Wave
何だか楽しくなってこないかい?
Raise your hands
Crap Crap Crap Crap
Let's start our stage

2016年12月25日日曜日

balloon

今日も幾つもの小さな風船が巨大な悲鳴を立てて割れていった
耳栓をしてしまっていた
なに食わぬ顔で過ごしている
今日も幾つもの小さな風船が巨大な悲鳴を立てて割れていった
残骸は土に埋められた
永遠の眠りにつくの

その破裂音が地を揺るがすほど大きなものに変わらなければ気付けもしないのね

風船だらけの世界で僕らは何を思う?
何をして何を考え何を叫ぶ?
風船だらけの世界で僕らは何処を目指す?
此処にいるよ 此処だよってさ
言えぬから


今日も幾つもの瞼の裏の水風船が割れていった
流れ出した汽水の川は
気付く頃には干上がって
今日も幾つもの瞼の裏の水風船が割れていった
「何でもない。」「大丈夫。」って
君はまた風船膨らます

その川の流れが激しくなって洪水でも起こさないと気付けもしないのね


水風船抱えて僕らは何を思う?
何をして何を考え何を叫ぶ?
水風船抱えて僕らは何処を目指す?
此処にいるよ 此処だよってさ
言えたら

2016年12月21日水曜日

in-goodbye

キラキラ輝いていた心の中のイルミネーションは突如停電して
この真っ暗闇からどうすればいい?
これほどにも無情な問いかけは、

浮かんだ泪のせいでよく見えていないのと
吐いた気は温かくて
冷たくなってしまった手をそっと握る

私に出来る事と言えば
世界を恨むことと
あなたのいる今を考えて嘆き悲しむことくらい

もしあなたが雪だと分かっていたなら
もっとあなたに優しくしてあげたのに
もし今日が雪解けだと分かっていたなら
ずっとあなたの隣にいてあげたのに


心を覆う黒々とした雲は重くのしかかってきて
もう青空は見られないの?
弱々しい、たどたどしい声

泪は溢れては乾いてを繰り返し
天に向かって昇ってゆく 想いを乗せ

私が出来たらと思うことは
あなたを忘れることではなく
あなたを隣に呼ぶこと

もし暁のうちに気づけていたなら
もっと大事に過ごしたのに
もしあなたを護ることが出来たなら
少しはお返しできたのに


できなかった。
できなかった。
そう思うとより強く


大掃除で出てきたあなたのチェスターコートを無理に羽織ってみて
あなたの匂いが温もりが
ねえ、また会えるんでしょ?
ねえ、

2016年12月19日月曜日

解けて。

思い出してしまうのは打ち解けあったあの日
あなたが私に傘を貸してくれたんでしたっけ
思い出してしまうのは付き合い始めたあの日
私がハート型のチョコを渡したんでしたっけ
思い出してしまうのは去年の今頃
寒さに手が震えて写真がみんなブレたんでしたっけ
思い出してしまうのはそう、あの日。
もし戻ることが出来るならと今でも涙が

誤解の解けぬまま
赤い糸は解けて
引かれた後ろ髪は凍りついて解けぬまま
時計の針ばかり進んでゆく

「楽観的になりなよ」なんて励ましてくれるけど
そうじゃないの 私はあなたじゃなきゃ嫌なの
そんなことを言ってしまう自分の傲慢さが
何よりずっと嫌いなの
あなたもきっと嫌いなの


大切にしてしまうのはあなたにもらったコーデュロイ
もうサイズは全く合わないというのに
大切にしてしまうのはあなたが使ってたマグカップ
毎朝私がミルクティーを淹れてあげて
大切にしてしまうのはあなたが言ってくれた誉め言葉
「可愛」かったショートカットももう伸びきってしまったけれど
大切にしてしまうのはあなたと紡いだ思い出たち
過去のものにしてしまうのが惜しい気がして

私の持つ棘って?
「どけ!」が辛かった
私の願いが遂げられるなら
土下座でもするのに

「まだ彼が好きなの?」なんてそんなこと言わないで
そんな嘲きった目で私を見つめないで
何も彼が死んだわけじゃないならまだ取り戻せるでしょ?
私の願いもきっとあなたに届くことでしょう?
あなたの願いもきっと私に届くことでしょう?

なんて、馬鹿みたいね。


雪解けよ
元のしなやかな髪に戻せよ
青空よ出でよ
その日差しでどうか救ってよ
と願う暁

2016年12月13日火曜日

十五夜

一瞬で分かったんだ
君はショートカットがよく似合うって
僕のストライクゾーンまっしぐらだって
これは一つの運命だって

だけど分からないんだ
君から放たれる光が何なのか
とても不思議なんだ
そんなこと想ってるんだ

暗闇を切り裂くようなその笑顔が
傷だらけに見えたその心が
見た目とは裏腹な女性らしさが
月によく似ていて

来る十五夜には君に届けと指先で精一杯叫ぶだろう
君から返ってくる言葉はみなきっと輝いているだろう
来る十五夜にも指先で叫ぶのが僕なりの精一杯だろうこんな意気地ない僕にでも君はきっと光を分け与えてくれるだろう


一瞬で分かったんだ
君という人はただ者なんかじゃないと
何が凄いかなんて僕には到底見当つかないけど
君に出逢えたのは奇跡だと

だけど分からないんだ
なんでそんなに輝いてるのか
なんでそんなに優しいのか
なんでそんなに可愛らしいのか

闇を抱えたその様が
遠く離れている様が
笑顔に隠れたそのえくぼが
月によく似ていて

来る十五夜には君に届けと指先で精一杯叫ぶだろう
君から返ってくる言葉はみなきっと輝いているだろう
来る十五夜にも指先で叫ぶのが僕なりの精一杯だろうこんな意気地ない僕にでも君はきっと光を分け与えてくれるだろう

2016年12月12日月曜日

my hair is bad

あなたに褒めてもらったショートカットももうすっかり伸びきってしまった
あなたに教えてもらったアーティストももうすっかり人気が陰ってしまった
あなたに買ってもらったコーデュロイももうすっかりサイズが合わなくなってしまった
あなたにもらったはずだった思い出の数々ももうすっかり遠い過去のものになってしまった

それでも私はあなたの側に居たかった
浴槽に溜めたぬるま湯に浸かっていた
そんなことも知らずあなたは遠ざかっていった
まるで磁石のN極どうしをくっつけたみたいに

ドライヤーもかけぬまま、引かれた後ろ髪の赴くまままたあなたに近付こうとした冬の暁
でも私が一歩近付く度にあなたは三歩歩みを進めた
雪が積もった後ろ髪は引かれたまま凍りついていた


あなたに淹れてあげたミルクコーヒーももうすっかり冷めきってしまった
あなたに買ってあげたチェスターコートももう使い物にならなくなってしまった
あなたに作ってあげたハート型のチョコももう全部友達に配ってしまった
あなたに許してあげた「初めて」という言葉で得られたものは何一つなかった

いい加減キリをつけたいの
もうあなたのことも忘れたいの
もう切り替えてはいるの 私なりに
でも凍りついたままの後ろ髪を見た男たちはみな去ってゆくの

シャワーを浴びもせず、ドライヤーをかけもせずただ嘆いた冬の暁
自分で髪を解かすのはいやなの
そんなんじゃ永遠にこのままじゃないのって
分かってはいるのだけど



雪解けよ
元のしなやかな髪に戻せよ
青空よ出でよ
その日差しでどうか救ってよ

2016年12月4日日曜日

故事つけでも

「今はこれまで」と君は言い放った
それじゃ僕に引導を渡してみろよ
なんだそのしょうもない理由は
角を矯めて牛を殺すようなことはよせよ

君は痩せても枯れてもパパ,ママの、みんなの希望や期待の結晶なんだから

「終わり良ければ全て良し」と言う
自分が良いと思えるまで生き抜いてみろよ
君はこんなとこで道を誤るような奴じゃないと僕は信じてる
もっと言えば
「棺を蓋いて事定まる」と言う
それまでに世界を少しでも変えてみろよ
死んで花実が咲くものか


「蟹は甲羅に似せて穴を掘るのなら僕は」
「大事の前の小事というのなら僕は」
命だって惜しくないってか?何言ってんの?
分かった、君は絵に描いた餅だとしよう でも

「枯れ木も山の賑わい」と言うくらいだから君の命も捨てたもんじゃない

今ここで終えれば「酔生夢死」
命懸けの出産も水の泡だ
でもまだ君は一日の菖蒲(あやめ)
変われるだけの時間がある
もっといえば
君の死で報われる者などいない
みんなを罪悪感に苛ませるだけ
死んで骨は光るまい

2016年11月30日水曜日

あさのうた

今日もアラームが鳴って目覚めた
一日が始まった
閉じかかっている瞼を必死にこじ開けた
朝食をザーっと胃に流し込んだ
準備は万端 ドア開け飛び出した

降り注ぐ雨は横殴りで
傘なんてものじゃ防げなくて
雨宿りしたくなる気持ちも分かるけど
いつやむか分からないんだから だからさあ

濡れながらでも進もうよ
重たくなった服は後で着替えればいいから
その嫌な着心地もすぐに平気になるから
立ち止まるなんてHow awful!
時には必要だけどそれは今じゃない


今日に大声で泣いて息した
一生が始まった
小さな小さな背を必死に伸ばしあげた
気持ちだってしっかり逞しくなった
準備は万端 ドア開け飛び出した


立ちはだかる壁は無限にあって
並大抵の力じゃ登れなくて
一息つきたくなる気持ちも分かるけど
その足場はあまりに不安定だから だからさあ

力振り絞って進もうよ
最期はぐっすり眠れるから
その溜まった疲労さえやがてはエネルギーになるから
立ち止まるなんてHow awful!
時には必要だけどそれは今じゃない

2016年11月26日土曜日

Struggle:Instinct

何とも穏やかで暖かい朝だ
これを喜びと呼ばず何と呼ぼう
こんな日にはちょっくら外に出てみよう
小鳥も嬉しそうに羽ばたいてる

が、それも束の間

あれはただの小春日和だった
急に吹いてきた北風に人々は悶え
あれは今までの"普通"だった
より良い環境をヒトは求める
当たり前さ


争いもひとまず落ち着いて朗らかな朝だ
これを喜びと呼ばず何と呼ぼう
こんな日にはちょっくら贅沢してみよう
誰もが祈るように微笑んでる

が、それも束の間

あれはただの小春日和だった
契られた平和はあっさりちぎられた
それは本能であり"普通"だった
争うのも平和願うのも同じヒト
皮肉にも


だがしかし

ほら隅っこにあった
意志でヒトは本能を打ち砕けるらしい
戦うべき敵はヒトではなく本能
まずは相手の立場に立ってみることから始めようか
Yes,we can


何とも穏やかで暖かい春は
いずれやってくると僕は信じてる
互いに分かりあい分かち合い笑える春が
ヒトをさらに育むことだろう

2016年11月20日日曜日

the City

馬鹿にされたくなくて慣れているかのように装うけど
内心怯えているんだ
あの何とも言えない無機質な感じ
あれがどうにも好きになれない
あんな感じの人々が溢れている街だと、砂漠だと聞いた
こんな心も見透かされている気がした
ガラス張りの高層ビル群

いつもテレビで見てる景色だ
ついに私はこちら側に来てしまった
いくら故郷を懐かしんでも
それはテレビの向こうの世界だ

盛り上がりたくて音楽に飛びつく
疲れ紛らわすべく音楽に飛びつく
何かが見えなくなってゆく感覚がした
盛り上がりたくて酒を注ぎ込む
疲れ紛らわすべく酒を注ぎ込む
ああもう酔いつぶれてしまいそうだ


馬鹿にされたくなくて必死に標準語で話すけど
内心方言で喋りたいんだ
あの何とも言えない排他的な感じ
あれがどうにも好きになれない
そんな感じの人々が溢れている街だと、戦場だと聞いた
こんな心も照らされている気がした
いつまでも眠らない街

遠出だった車での1時間
電車での通勤時間と同じらしい
往路は長旅だったけれど
復路は遠出に思えるんだ

盛り上がりたくて音楽に飛びつく
疲れ紛らわすべく音楽に飛びつく
何かが見えなくなってゆく感覚がした
盛り上がりたくて酒を注ぎ込む
疲れ紛らわすべく酒を注ぎ込む
ああもう酔いつぶれてしまいそうだ


混じりあう人混みの中では独りぼっちだ
でも常に独りぼっちだというのは誤りだ
君を支える人は溢れてる
見えていないだけ


ここで手に入らないのはせいぜい懐かしさくらいだ
たとえ今は嫌いでも
この街はもうしばらくすれば大好きになってると、僕は思うよ

左に針が振り切れた上皿てんびん

遠目に眺める君は誰よりも自分好みで
デパートのショーウインドウ 値札見つめて肩を落とす
もうお願いだから僕の視界に入らないで
どの面でお願いしてるんだろう

僕は誰よりも君に恋してる自信はあるけど
君はこんな自分と付き合える訳がないよね
でもそんなこと思う度
頭は君でいっぱいになって
今にもてんびんは壊れそう
君の声が仕草がその全てが狂おしいくらいに好きなんだ
やっぱり…でも…やっぱり…でも
無限に続くループで


その不恰好な笑顔はやっぱり自分好みで
全員で撮った写真見つめて想いにふける
でもどう考えても二人並べたら変だよな
どうすればしっくりくるんだろう

僕は今正直君のことしか見えていないけど
君に僕なんて見えてすらいないんだろうな
でもそんなこと思う度
頭は君でいっぱいになって
今にもてんびんは壊れそう
君の笑顔が涙がその全てが狂おしいくらいに好きなんだ
やっぱり…でも…やっぱり…でも
無限に続くループで

無限に続くループで…した…

2016年11月19日土曜日

別々

突き刺さったナイフはもう抜けない
広がった傷口はもう塞がらない
落ちた滴はもう止まらない
ほどかれた糸はもう戻らない

「二人の未来」など笑えない
書いちゃった署名はもう消えない
ゼロに戻るなんて信じられない
全部全部認めたくない


確かに僕が悪かった
でも聞いて、ただの気の迷いなんだ
でもやっぱり君が一番なんだ
って言っても信憑性はゼロか。
でも話せば分かる だからさあ
でも許して下さい だからさあ
もうダメなんだろうな 何もかも
ごめんね ごめんね お邪魔しました

ひとり夜の公園で行き場もなくタバコを吹かす
君に似合う相手はもっとハイスペックな人だと思うよ

君に尽くした時間はもう戻らない
削除した写真はもう見れない
募ってる想いなどもう意味ない
「ごめんね」の言葉ももう伝わらない

未だに何故だか実感がない
また次の人探せばいいんじゃない?
そんな簡単にいく訳ない
もう何がなんだかわけが分からない

ここらで電話がかかってきて
「ねえ聞いて、さっきはごめんね」って
そんなドラマみたいな展開
期待しても可能性はゼロか。

でも話せば分かる だからさあ
でも許して下さい だからさあ
もうダメなんだろうな 何もかも
ごめんね ごめんね もう忘れます

ひとり夜の公園で行き場もなく残り香に浸かる
君に似合う相手はもっとハイスペックな人だと思うよ

君への想いは未だ消えない
どうしたらいい?もういっそ消えたい
そんなことは出来るはずがない
二人の暮らしにまた戻りたい
な…

2016年11月14日月曜日

Re:Start

未知を知る喜びを知ったんだ僕ら
共有しあう喜びを知ったんだ僕ら
投合しあう喜びを知ったんだ僕ら
衝突しあう喜びを知ったんだ僕ら

もっと深く知りたいと思ったんだ僕ら
もっと深く感じたいと思ったんだ僕ら
もしかしたら夢じゃないかと思ったんだ僕ら
もしかせずとも現実には思えなかったんだ僕ら

生きている
そのすべてが何だか誇らしくって
また明日を生きる希望が
垣間見えてきたよ

初めて手にしたこの思いが嬉しすぎてあれもこれもと手を伸ばすよ
初めて手にしたこの思いを胸に留め
夢持ち花咲かせ
きっと上手くいくさ


友達の作り方なんて忘れたんだ僕ら
「親友」の意味なんて忘れちゃったんだ僕ら
空白を埋める術なんて忘れたんだ僕ら
自分の生きる道さえ忘れたんだ僕ら

夢をどう叶えるかなんて忘れたんだ僕ら
どうやって夢を持てるかさえ忘れたんだ僕ら
何のために生きてるのかすら忘れたんだ僕ら
なんでこんな悩んでるのかも忘れたんだ僕ら

生きている?
その問いかけが何だか空しくって
もう明日を生きる希望なんてものは
見えやしないよ

最後に手にしたあの思いが嬉しすぎて
あれもこれもと手を伸ばした
最後に手にしたあの思いはもう届かない
ああまた堕ちてゆく
どうしようもないのさ


思い出せ 笑いたいんだろ?
息を吸え 生きてたいんだろ?
走り出せ やりたいことあるんだろ?
どうしようもないという占い結果は正直どうでもいいから
から
破って
敗れたって
立って
また
まだまだ
やだ

がむしゃらでもいい
たどり着いた先 そこがゴールさ


未知を知る喜びは知ってたんだ僕ら
共有しあう喜びも知ってたんだ僕ら
投合しあう喜びも知ってたんだ僕ら
衝突しあう喜びも知ってたんだ僕ら

もっと深く知りたいと思ったんだ僕ら
もっと深く感じたいと思ったんだ僕ら
もしかしたら夢じゃないかと思ったんだ僕ら
だけれども現実だと信じてみたんだ僕ら

生きている
そのすべてが何だか誇らしくって
また明日を生きる希望が
垣間見えてきたよ

再び手にしたこの思いが嬉しすぎて la...
再び手にしたこの思いを胸に留め
まだまだスタートだ
次は上手くやるさ

2016年11月2日水曜日

I亅

今年初めて息が白くなった日
僕は柔らかな陽に手を伸ばした
霞んだ目をこすって
そのままポケットに突っ込んだ

それは何も特別なことなんかじゃなくて
当たり前に起こることなのに
何を勘違いしちゃったんだろう
笑えるよね

雲に覆われた空から雪が降るのはまだ少し、もう少し先のことだけれど
今も今度も「寒い」って僕は言うんだろう
セーターも着ないまま肩をそう震わすんだろう


今年初めて手がかじかんだ日
僕は柔らかな陽をじっと見つめていた
袖に引っ込めた手を出そうとするも
冷んやりしていて諦めた

それは何も自分がおかしいとかじゃなくて
当たり前に起こることなのに
何を勘違いしちゃったんだろう
笑えるよね

雪降る朝にあかぎれで痛むのはまだ少し、もう少し先のことだけれど
今も今度も「寒い」って僕は言うんだろう
手袋もはめないままその両手をこすりあわせるんだろう


気づいたら周りはみんな冬支度を済ませてしまった
冬将軍ももう街をふらついているらしい
あの陽から僕は遠のいていく
でも確実に近づいてるの

成り行きに抗って暖房をかけるのはまだ少し、いやもうかなり先のことだけれど
「あったかい」を言う今度が訪れるまでの辛抱だ
でもやせ我慢は必要ないよ
ほらスープをすすって
訳もなく動き回って
弱々しい灯火を
絶やさぬように
掴みとる前に

2016年10月20日木曜日

White night

この街に着いて僕は驚いた
北緯35度 ここは極地...じゃないのに白夜
あり得んほどの光に埋めつくされて
でもそれは確実に影を作ってる
にも関わらずそっと目瞑って
握ってた懐中電灯で照らして「え、なんの話?」
そうやってそうやってやってきたんだろ
なあ、エンドレスの演出家たちよ
まだ気付いてない? そりゃ重症だ
夜の闇は濃ゆい濃ゆいへ

夜を照らすのに必死になって
星が見えない夜が当たり前になって
寝覚めの悪い朝が日常になって
それが努力を測る物差しになって
そうして今日も誰かが刃を握って
そうして今日も誰かが身を投げて
世論はただただ同情だけして
したとしても偽善を並べ立てるくらいで


誰が望んだの?こんな世界を
法の網をくぐり抜けまでして
「これが生き甲斐」ってまた嘘吐いて
まるで光の依存症になったかのよう
目を瞑って懐中電灯当てりゃ影さえも光に塗りつぶされるの
見えない影からの叫びは
雑踏に掻き消され聞こえない

夜を照らすのに必死になって
当たり前のはずの空に憧れて
当たり前のはずの生活を羨んで
それが努力の結晶だと錯覚して
そうして今日も誰かが刃を握って
そうして今日も誰かが身を投げて
世論はただただ「可哀想に」と告げて
とても迷惑そうな面持ちをして


「質より量」「質より量」と言われ続けて染み付いた感覚
「おかしいよね」に同意するどまりなんだ
「世界と比べて」の接頭語 もう何度耳にしたんだろうか
もはや盲目ともいえよう...


夜を照らすのに必死になって
星が見えない夜が当たり前になって
寝覚めの悪い朝が日常になって
それが努力を測る物差しになって
そうして今日も誰かが刃を握って
そうして今日も誰かが身を投げて
世論はただただ「可哀想に」と告げて
とても迷惑そうな面持ちをして

2016年10月15日土曜日

十一月一日

ふと目が覚めると昨日までまとってた仮装がとれていた
「いい子ちゃん」という名の仮装が
もちろんそれは成長なんだろうけど
これまで当然のようにしてやってきたもろもろはすべて
自分の意志からではなくて
親に着せられた仮装のせいだったんだ

選べるという苦しみを
夢がないという悲しみを
突きつけられて僕は歩みを
完全に止めてしまったんだ
でも進まなきゃって分かってたから
意志もなく歩き出したんだ
寄り道ばかりのこの頃に
心底嫌気が差す あの日から


ふと思い出すあの頃の自分
どれだけ理想像だったろうか
ずっと貯めといた菓子たちに
必死に貪りついてます

Trick or treatに甘えたね
「何をせずとも得られる」と思ったね
そんなの今ならバカみたいね
でも自分ひとりじゃ何も出来ないんだ

自由という不自由を
解放という束縛を
感じた僕から溢れ出る
欲は負の物ばかりだった
ブレーキにあたるものもなく
時間を浪費する毎日だ
意志を持たなきゃ んなもん分かってる
でも無いものは無いの 始めっから

じゃあ僕はどこ目指し生きてきゃいいの?

簑虫

ある日たまたま見かけたんだ
塀にぶらさがるミノムシを
子供の頃中身出して悪戯したりもしたっけなあ
今思うとあの頃は自由だったような気がするな
何が僕を変えてしまったんだろう

どんどんどんどん簑を纏って
どんどんどんどん本音隠して
どんどんどんどん心閉ざして
僕らは大人になっていくんだ

どんどんどんどん簑を纏って
どんどんどんどん暗闇へ
どんどんどんどん夢を諦め
僕らは大人になっていくんだ


全部成長するためなのと
自分に言い聞かせたあの日
誰か悪戯でもいいから中身出しておくれよ
あの頃の自由な自分に戻りたいんだ
何で僕はこうなってしまったんだろう

どんどんどんどん簑を纏って
どんどんどんどん瞼閉ざして
どんどんどんどん見えないふりで
僕らは大人になっていくんだ

どんどんどんどん簑を纏って
どんどんどんどん暗闇へ
どんどんどんどん夢を諦め
僕らは大人になっていくんだ

団栗

道端に転がってた団栗を
拾い上げてみたあの日から
何度微笑みかけたっけな
何度交わりあったかな

不思議なほど僕の目を惹いたそれは幸せをもたらした
はずだったんだ それなのに
どうして僕は今目をハンカチで押さえてるんだろう

中から虫が出てきた ただそれだけなのに
非常すぎて異常になっちゃったの

一瞬で豹変した後の君は僕には到底受け入れられなくて
今までずっと騙されていたようで
君を遠くへ放り投げたけど
今思う
僕は君が好きだったんだ


でもあくまで潜んでるんだもんね
それまでは流石に愛せないかな、
何度この結論出したっけな
何度また考え出したかな

なんで中身は食い荒らされちゃったんだろう
そうでもなきゃいつまでも愛せたのに
あの子をこうさせた環境を恨もう そうしよう そうでもなきゃ

日常は崩れ去ったんだと分かって
僕は崩れ落ちて泣いたの

一瞬で豹変した後の君は僕には到底受け入れられなくて
今までずっと騙されていたようで
君を遠くへ放り投げたけど
今思う
僕は君が好きだったんだ

2016年10月12日水曜日

ラブレター

いつだって考えてる
フラれるリスクと付き合える幸せ
一体どっちをとるのが正解なんだろう?
高みは目指さぬ質だからずっと友達でいたいけど
成功できる気がして ならそれがいいよなって

紙を広げ君の名を
でも書き出しから思い付かず
とりあえず書いてはみるもしっくりこなくて

好きというこの気持ちを紐解いて言葉にしてって
そんな高度な技術は僕は持ち合わせてはいません
でも伝えるんだ この思いを全部
稚拙でも笑って許してよね
微笑む君の横顔を思い浮かべながらただ願って


どうやっても考えちゃう
フラれるリスクと付き合える幸せ
急に不安になってきて並ぶのはネガティブな言葉達(words)
こんなんじゃダメなんだろなとずっと思いはするんだけど
これ以上真っ直ぐな言葉は思いつかないの

また紙を広げ君の名を
でもいい加減キリつけなきゃなのかな
封までしてはみるけどしっくりこなくて

変わりゆく好きを不変の言葉にしてって
そんな高度な技術は僕は持ち合わせてはいません
でも伝えるんだ この想いを全部
稚拙でも笑って許してよね
微笑む君の横顔を思い浮かべながらただ願って

2016年9月29日木曜日

多摩ゾン川

鈍く澱んだその心には
夢や希望を食い散らかすピラニアが放たれて
今日もまたまた今日も
「自分」が破壊されていく
すぐさまピラニアは棲みついて
あっという間に増えてしまって
完全に食い尽くされた
空洞を悲観が埋めた

やっと気づいたんだ これじゃダメだと
そう気づかせてくれたのはあなた

君の優しさで浄化されてゆく
澄み渡ってゆくこの気持ち
卑屈な自分の本当が見えてきたよ
そうしてまた清らかな流れへ


一度濁ったその心には
再び闇が襲いかかってきて染まりそう
息潜めてたピラニアの
稚魚も育ってゆく
すぐさまピラニアは暴食し始めて
あっという間に荒らされてしまって
ちょっぴり空洞が出来た
そこへ君は駆けつけてきた

安心したんだ 今幸せなんだ
そう思わせてくれたのはあなた

君の優しさに満たされてゆく
豊かになってゆくこの気持ち
「変われるんだ」と自信持てたよ
そうしてまた清らかな流れへ


洪水にも耐えられるように護岸工事に堤防整備しといたよ
「もうこれで大丈夫よね」 って待ってよ
どこへもいかないでよ
僕の側にいてよ

2016年9月28日水曜日

夜り道

生きていくことに疲れ果てた僕は公園のベンチ 腰をおろした
見えない未来に嫌気が差して
変わらぬ風景にもたれかかった
自分の過去を見つめて嘆いた
どうしてこんなに堕落しちゃったのと
生きなきゃいけない理由を見失った
瞳から雫が垂れた

何度も宙に八つ当たりしては
そんな自分を嫌った
矛先はいつしか周囲から自分へ向いていた

傷だらけになって僕はついに横たわる
その傷が自分でつけたものだとも分からずに
息を止めたいと強く願ったのはそれが最初のことだったんだ


息をするのさえ苦しくなった僕は公園のブランコ 腰をおろした
前進しても戻ってきちゃう様が
ブランコを漕ぐ自分だったんだ
自分の今を見つめて逃げ出した
どうしてこんなに足踏みしてるのと
「死ぬのはダメ」に疑問を抱いた
いっそのことやり直したかった

何度も「死」について考えては
そんな自分を嫌った
刃先が突き刺さる一歩手前で覚悟決められず迷っていた

傷だらけになって僕はついに突っ伏すの
その傷が自分でつけたものだと分かって
息を止めたいと強く願ったのはこれで何度目のことだろうか

夜の闇に引きずられていく

2016年9月25日日曜日

ナヌ

悄気んな
そんなもんだって
人間関係なんて
そりゃあ気持ちは分かるけどさぁ
出会いがあれば別れもあるなんてこの世の常識だろ?
あいつは例外だと思ったって?
そんな訳がないだろ
いいの? じゃあねって言わないで
最後の瞬間が怒りで

あんなことしたなとか
こんなこともしたなとか
思うと本当にこんなんでいいのか?って
思いが脳裏よぎって
それでも意志は変わらなくって
高ぶる気持ち
今そうっとしまいこんで

goodbye
goodbye
それをただただリピートして
goodbye
goodbye
他には何にも言えなくって

責めんな
しょうがないって
そんなの運命だって
そりゃあ気持ちは分かるけどさぁ
出会いがあれば別れもあるなんてこの世の法則だろ?
あいつは例外だと思ったって?
そんな訳がないだろ
いいの?じゃあねって言わないで
最後の瞬間が嘆きで

あんなことしたなとか
こんなこともしたなとか
思うとこんなんじゃだめじゃんって
思いが脳裏よぎって
それでも意志は変わらなくって
高ぶる気持ち
今ぎゅっと抑え込んで

see you
see you
それをただただリピートして
see you
see you
他には何にも言えなくって


何も悲しまなくていい
お前の思うほどあいつは大事じゃないから
ただあの瞬間は最高だったろ?
それでいいんだ


goodbye
goodbye
それをただただリピートして
goodbye
goodbye
他には何にも言えなくって

2016年9月24日土曜日

MooN

飛び疲れてしまって堕ちていく僕
真っ暗な海面へと 羽も動かさず
もういっそこれでいいやと思って
今頃みんな騒いでるかなぁ

群れからはぐれてって堕ちていく僕
真っ暗な海面へと 羽も動かさず
むしろこの方がいいやと思って
どうせすぐ鳴きやむだろう

とその時月が語りかけてきた
「大丈夫?」って
導かれるように全てを話した
また飛べる気がした

暗闇を切り裂くその光は
心の内側を照らしてくれた
「おせっかいでごめんね」なんて微笑まないでくれ
水際で救い出されたんだ


夜が来るのを待って飛び続ける僕
本当に全部全部 受け止めてくれて
「ありがとう」って言葉のほかに
「好き」って言葉も生まれたんだ

やっと夜が訪れ飛び続ける僕
今度は僕が全部受け止める番だ
君に「嬉しい」って言ってもらえて
僕は本当に嬉しいよ

とその時僕はつぶやいてしまった
「大好きだ」って
でもそれすら全部受け止めてくれた
受け入れられなくても

暗闇を切り裂くその光は
恋心まで照らし出したの
「楽になったよ ありがとう」なんて微笑まないでくれ
救われたのはこっちの方なんだ


たとえ君が雲に隠れても
どんなに強い向かい風吹いても
君に救われた命なんだから
必死に飛んでいくんだ
闇を抱えつつも
傷だらけだったとしても
遥か雲の上の君見上げて
君みたいに


暗闇を切り裂くその光を
浴びた僕に反射した光が
また君みたいに暗闇を切り裂いていくんだね
誰かの「月」になっていくんだね

2016年9月22日木曜日

愛の残骸

ニュースで流れる子どもの自殺
悲しそうな目付きのコメンテーター
配布された相談窓口の電話番号
それらすべてが「死ぬな」と迫ってくる

何をする気もない僕の
存在価値は悲しみの
先送りでしかないんだ
二人にとっての愛の結晶の喪失の

どうせ僕なんて愛の残骸さ
両親の夢に巻き込まれた
お陰様で今日も暗闇で
ただひとり息をしてる


ニュースで流れる凶悪殺人
赤裸々に語られるいじめの実状
難民支援のための募金
代わってあげられたらいいのにな

生きてりゃ良いこともあるよってさ
そりゃそうかもしれないけどさ
そのためにどれだけ苦しめばいいの?
今一番欲しいのは死ぬための理由

どうせ僕なんて愛の残骸さ
両親の夢に巻き込まれた
お陰様で僕は生き物を
犠牲にしてまで息をしてる


産まれてこなければ
流れてしまえば
交わらなければ
出会わなければ


どうせ僕なんて愛の残骸さ
両親の夢に巻き込まれた
死後の方が辛かったら困るから
生きていくことにするけどさ

せめてもっといい子に産んで欲しかったな。

2016年9月18日日曜日

赤い電波(original ver.)

あの欠片みたいな記憶 かき集めて
君がそんなこと言う妄想を作り上げて
勝手に好きになって
もっと聞きたくてリプライを送ったんだ

この欠片みたいな語彙 かき集めて
君に喜んでもらえる言葉を探して
君のすべてをただ受け入れて
周りがどうとか何もかも分からずに

優しさが返ってきて
もう僕はどうすればいいんだろう

笑って泣いて触れて離れて
なんてできないけど
この電波が僕らを繋いでくれてるんだ
この画面の向こう側に同じように輝く君がいて
これはもう現実だと言える自信があるんだ


その欠片みたいな想い かき集めて
届くまで割れぬように厳重に梱包して
好きだよ 大好きだよって
恥ずかしくて言えずリプライを送ったんだ

この欠片みたいな茶々も渦のように
友達関係すら崩れかねないピンチ
でも勝手に好きになったから
最低限君を守りたいと思うんだ
何ともいえぬ返事が返ってきて
もう僕はどうすればいいんだろう

分かってたって 分かってたって
急に不安になって
弱音ばっか吐き出す僕を君は嫌うだろうな
この画面の向こう側に同じように悩んだ君がいるって
これはもう現実だと信じるしかないんだ


かばって泣いた 分かってやった
なんてバカな選択だろう
だけど君の為なら だからお願い笑って触れて

離れてたって 変わってたって
同じように思った君がいて(正直に。見える?真っ赤な電波)
ずっと願っていた未来はもうすぐそこなんだ

赤い電波

あの欠片みたいな記憶 かき集めて
君がそんなこと言う妄想を作り上げて
勝手に好きになって
もっと聞きたくてリプライを送ったんだ

この欠片みたいな語彙 かき集めて
君に喜んでもらえる言葉を探して
君のすべてをただ受け入れて
周りがどうとか何もかも分からずに

優しさが返ってきて
もう僕はどうすればいいんだろう

笑って泣いて触れて離れて
なんてできないけど
この電波が僕らを繋いでくれてるんだ
この画面の向こう側に同じように輝く君がいて
これはもう現実だと言える自信があるんだ


その欠片みたいな想い かき集めて
届くまで割れぬように厳重に梱包して
好きだよ 大好きだよって
恥ずかしくて言えずリプライを送ったんだ

この欠片みたいな茶々も渦のように
友達関係すら崩れかねないピンチ
でも勝手に好きになったから
最低限君を守りたいと思うんだ

何ともいえぬ返事が返ってきて
もう僕はどうすればいいんだろう

分かってたって 分かってたって
急に不安になって
弱音ばっか吐き出す僕を君は嫌うだろうな
この画面の向こう側に同じように悩んだ君がいるって
これはもう現実だと信じるしかないんだ


泣いて笑って。離れて触れて。
なんてバカな願いだろう
だけど叶えてみせるさ それくらいね覚悟がなきゃ

笑って泣いて 触れて離れて
夢幻が現実に
なるその時はもうすぐそこに来ているんだ

2016年9月12日月曜日

恋仲

好きだ 間違いはないんだ
ここまではっきりとした感情は初めてなんだ
だけど絶対に叶いはしない恋なんだ
事情が許さないんだ

「好きだ」って 言えれば済むんだろうけど
できないからこれがまた大変なんだ
でも本当は向こうにも気があるような気がするんだ
何とかして言わせようとするんだけどやっぱり何も言わない
きっと言えないだけなんだろうな
そういうことを願いたいな

どうか恋仲でありますように
もうこの際付き合えなくてもいいからさ
どうか君が僕を好きでいてくれますように
それだけでもう僕は十分だから

好きだ
間違いはないんだ
ここまではっきりとした感情は初めてなんだ
でも絶対叶ったとしてもダメなんだ
すぐに別れちゃうだろう

「好きだ」って言えれば区切りはつくんだけど
その後のこと 考えたくもないな
でも本当はなんとか上手くいけるような気もするんだ
何とかして言おうかとはするんだけどやっぱり何も言えない
二人の間での唯一の隠し事
が解消するのはいつだろう

どうか恋仲でありますように
もうこの際付き合えなくてもいいからさ
どうか君が僕を好きでいてくれますように
それだけでもう僕は十分だから

遠からず近からぬ僕らは
一体いつからこんなになっていたんだろう
どうかしちゃいそうこの胸の奥が
それだけでもう僕は十分な訳がないから

分岐点

溢れんばかりってか溢れてる
ならば解決策はひとつでさ
取捨選択をすればいいんだね
原理は単純なのに出来ないや

って迂回路通って逃げてきた
その間にも事態は深刻化
でも必死に無視して逃げてきた
でも必至だったね ここに着くのは

三叉路に差し掛かりました僕
ひとつの大きな分岐点といえそうです
勇気がないんだ僕にはね
時よ止まれと叶わぬ願い事

そもそもこの恋だって叶わぬ願い事
ならば未来を見つめようよ
でもやっぱり君のことが好きだし
心は君にあって 頭は先にあって さて体はどうする? さて体はどうする?


三叉路に差し掛かりました僕
ひとつの大きな分岐点といえそうです
枝を倒して倒れた方に行こう
倒しはしたが足が前に出ず

三叉路に差し掛かりました僕
ひとつの大きな分岐点なんです
落ち着いて 決心はついたかい?
もうシミュレーションはしなくていいんだよ

あとは突っ走りゃいいさ
君は正しいんだ
そう、僕は正しいんだ
振られちゃうかも でもkeep looking at the future
もう他人の手に でもkeep looking at the future
何があろうとも you're right
失敗も成功の素なら何しても正解

2016年9月10日土曜日

Love Song

ラブソング口ずさんでたら目の前に君がいて
あわてて口をつぐみ流れる気まずい時
何もなかったかのようにそそくさとその場を去るけど目だけは君をずっと追いかけ回してたんだ

浮き足だつ気持ち
心の内で「どうしよう」を連呼
それはまるで壊れたロボットのようで
じれったさを持ち合わせていたんだ

なんか胸がキュンとした
これって恋かな?
ちょっと違うような気がするな
でも確かに胸がキュンとした
不思議なものだな
ぼんやりとしたピンク色


話しかけたい けどできやしない
目の前に君がいて
あわてて我にかえり 流れ流れていく日々
何もなかったかのようにそそくさとその場を去るけど
このままじゃ本当に何もなかったことになっちゃいそうだ

焦り出す気持ち
心の内で「どうしよう」を連呼
それはまるで壊れたラジカセのようで
じれったさを持ち合わせていたんだ

もう心臓がバクバクだ
これは恋だな
大事なところで噛んだりしないかな
無理してはにかむ にっこり
恋実るかな
紫がかったピンク色


何日もかけて立てた綿密な計画
ずっと実行する隙をうかがってる
でもでもねがなければ楽なのに
リモコンのスキップボタンを連打
失敗に怯える夜
こんなのもう終わりにしたくって
遂に僕は心に決めた
明日、やろう。
ピンク色を鮮明にして

2016年8月25日木曜日

ふと落ち着いて

怒濤の日々だったな
落ち着く間もなく過ぎ去ってしまった
楽しかったんだ
間違いないんだ
でも疲れたんだ

見慣れた景色も
違く見えるんだ
終わっちゃったんだなと呟いてみるんだ

なんだったんだろうあの時間は
パラレルワールドにでもいたような感覚
なんだったんだろうあの気持ちは
今、虚しさに襲われる


貴重な日々だったな
気づかぬままに過ぎ去ってしまった
楽しかったんだ
間違いないんだ
でも取り戻せないんだ

夢見た景色とは少し違ったけど
それでこそ良かったのかもしれないね

書き留めよう この気持ちを
人は忘れがちな生き物だ
そうだったんだよ あの時は
って会話が弾むように

farewell

The time has come
I cried, ''No!'' but the word has gone away
ああ このまま悲しみも全部全部消えちゃえばいいのに
すべては時が進むせいだ
こうしてる間にも一秒一秒と

このまま永久(とわ)にと夢もみたなあ
夢でしかなかったけど
この日々は僕らに何を遺していくんだろう

「永遠」なんて言葉は僕らには少し早すぎたようだ
ダム乗り越え涙が溢れてくる
「永遠」なんて言葉は僕らには少し早すぎたようだ
喉がきゅっと締まり嗚咽をもらした


The moment has come
Then you suddenly sheded grittered tears
でもその涙へのお返しをする暇もないんだ
すべては楽しかったせいだ
我慢してでも紛らわすんだ

この時のために考えてた言葉
何故だか口を出ず
無言のままただただ手を振ってた

「さよなら」なんて言葉は僕らには少し早すぎない?ねえ
ここまで辛いだなんて知らなかったよ
「後悔」なんて言葉が脳の中駆け巡りだしたんだ
ため息つき胸をさすっている

「最高」なんて言葉に「だった」をつけなきゃいけないなんて
僕は嫌々認めるしかないけど
「友達」なんて言葉に「だった」をつけなきゃいけないなんて
そんなの絶対認めやしないよ
僕は絶対認めやしないよ


I beilieve I can see you again
次はどんな形で会えるかな

For a while   For a while

2016年8月22日月曜日

ぬいぐるみ

まるでぬいぐるみ屋のよう
どれもこれも可愛すぎて
一つだけ選ぶなんて無理
それでもおこづかいで手が届く範囲に絞って
そっからひとつに決めて「それが欲しいんだ」と自分に言い聞かせるんだ

必死におこづかいを貯めて
時には売り切れたりしないかなと心配になって
時には割引とかになればいいのになって思って

とにかく君が欲しいんだ
とにかく君が欲しいんだ
とにかく今はそれだけなんだ
でも男子ひとりでぬいぐるみ屋など絶対入れる気がしない
君が欲しいのにかわりはないけど


ぬいぐるみ屋は遠くへ移転しちゃうよう
買わなきゃ あのぬいぐるみ
だけど僕ってほんと不甲斐ないな
いつまでもガラス越しに眺めてたんだ
通りすがりの人たちは不思議そうな目で見つめていたっけねえ

閉店当日やっとこさ勇気が湧いて
学校帰り駆け抜けた通りには雨が降ってた
びしょびしょになって制服から嫌な匂い
シャッターが降りていた

ともかく君が好きなんだ
ともかく君が好きなんだ
ともかく今はそれだけなんだ
だから写真を愛でるけど許してね
嘆いたってもう仕方ないものね
いつの間にか無主語の文になってた

アンバランス

君とやってきた温泉街
なんかロマンチックだねって微笑みあって
お互いの悪いところなんて湯気に包まれたままで

90℃の熱気
のせいかどうかは分からないけど
二人の気持ちは完全に茹であがっていたね

いつまで僕らはこうして笑顔でいられるんだろう
まだ「永遠」とは断言できなくて
あとは口から出すだけだというのに
まだ肺に留まっていた


君と頬張った温泉饅頭
とっても美味しいねって微笑みあって
それが君がいたおかげだなんて気がつかなくて

硫黄の腐卵臭
のせいだったのかもしれないね
二人は二度とない時を過ごしていた

いつになったら僕らの心は落ち着いてしまうんだろう
いつまでも恋をしていたくて
あとは口から出すだけだというのに
もう肺に棲みついていた

departure

いよいよ待ちに待ったというところですか
ストーリーが今始まります
歓喜に不安になんだかいろいろあるけれど
総合的に「楽しみ」だ

何度も時計を見ては進まぬ針たちに
早く早くと急かしてみたり
ってあらあら大変もうこんな時間じゃない!
ひとまず深呼吸

旅支度はできたかい?
もうすぐ出発の時だ
もう胸のワクワク止まらないね
旅支度はできたかい?
もうすぐ出発の時だ
忘れ物はないか最終チェックだ

Leader

Think again
People are shouting
Listen to what they say
It's only the way to the correct answer
Think again
Are you right?
Think again
Are you right?

Believe yourself if you thought you're right
Don't listen anything since then
You're right You're right 'cause you thought you're right
Believe yourself Believe yourself Believe yourself
OK,you're right


Think again
If you find your fault
Apologize honestly
Don't tell a lie
Start again
Don't be afraid
Start again
Don't be afraid

Believe yourself if you thought you're right
Don't listen anything since then
You're right You're right 'cause you thought you're right
Believe yourself Believe yourself Believe yourself
OK,you're right

2016年7月17日日曜日

エブリ・モーメント

あの頃はあんなだったなとか
思えば若さ幼さ どこへ消えてしまったんだろう
何も恐れず突っ走り
気持ち隠さずさらけ出して
実現不可能な夢を見て
今やそんなのもう思い出せなくて

失うまでは気がつかないけどすべてはいずれは失われるから
その時をその場所を愛することを止めないで
無駄な時さえ愛らしい
どんなものでも麗しい
そうさ それら全てが君であり世界なんだから


この頃はうまくいかないなとか
一体全体どこが狂ってしまったんだろう?
周囲を恐れ立ち止まり
気持ちをベールで覆い隠して
「実際は…」しか考えず
石橋何度も叩いて渡り

失ってからは気がつかないけど失うことこそ幸せだから
そのミスを その罰を
愛することをやめないで
憎らしささえ愛おしい
すべてのものが誇らしい
そうさ それらすべてが君であり人生なんだから

2016年6月19日日曜日

燃え盛る太陽
アツアツでもう死んじゃいそうです
クーラーの設定温度は25℃
なんてやめてぇぃぇ
思いっきり飛び出しちゃいましょう

どんどんヒートアップ!
熱が僕に伝導してゆく
どんどんバーニングアップ!
水分補給はこまめにね


残念今日は雨だ
モワモワでもう死んじゃいそうです
扇風機・団扇完全装備
なんてやめてぇぃぇ
思いっきり飛び出しちゃいましょう

どんどんヒートアップ!
熱が周囲で対流している
どんどんバーニングアップ!
まだまだ下側 暑さが足りない


突き刺さる紫外線
ヒリヒリでもう死んじゃいそうです
防備のためなら何でもします
とかやめてぇぃぇ
思いっきり飛び出しちゃいましょう

どんどんヒートアップ!
放射で僕は熱されていく
どんどんバーニングアップ!
全身全霊焦がしてしまいましょう


解き放ってみた僕の恋熱
ちゃんと君に伝わったかなぁ

青春恋愛ドラマ

ドラマに出てきた恋する乙女
あなたもあんな感じなんですか?
いや、ちょっぴり想像つかなくて…
ちなみにその想う相手は誰ですか?
ドラマのようなイケメンじゃなきゃ君はやっぱり嫌かなぁ
ドラマのような紳士じゃなければ君はやっぱり嫌かなぁ
今までどんなドラマにも描かれたことがないような数奇なシチュエーション
いずれ僕がドラマ化してやりたいよ
どうせならハッピーエンドがいいな
もちろんノンフィクションでね

ドラマに出てきた二面相ガール
あなたもあんな感じなんですか?
いや、ちょっぴり気になって…
ちなみに裏ではどんな感じなんですか
ドラマのようなセリフを言えば君はドキドキするのかな
ドラマのような仕草をすれば君はキュンキュンするのかな
今までどんなドラマにも描かれたことがないような数奇なシチュエーション
いずれ僕がドラマ化してやりたいよ
主演は君かな? 僕かなぁ
もちろん大ヒット作ね

2016年6月6日月曜日

自殺欲求衝動

なんで世界はこうもうまく行かないかなぁ
もう身も心もへとへとです
死の瞬間を手繰り寄せるために生きているような感覚
いいじゃんもう おなか一杯
刃を握る
「生きてりゃいいこともあるさ」なんてもう何べんも聴いたんだ
何べんも信じたんだ
でも未だにないんだ
「死んだ方がまし」って思ったことの方が圧倒的に多いんだ
結局誰かを悲しませないため
いや、ただ勇気がないだけ

なんでこんなに無能に生まれちゃったかなぁ
それに気づいてなお有能ぶる自分が嫌い
神にこの世から消えるよう促されてるような感覚
従ってよろしいですか
刃握り締める
僕より酷いなか耐えてる人もいるなんてもう気づいてる
もう分かってる
もう刻んでる
だからもう黙ってろ
でも堪えられない そういう障害なんだ 今は表面張力
結局これも運命なんだ
いや、まだ分からないけど

死の瞬間は必ずやってくる
悲しみだっていずれはやってくる
これ以上迷惑かけないうちに絶っちゃった方がいい気がする
輪廻転生って本当にあるのかな
でもここで死んだら確実に地獄行きだよな
少なくともここは地獄よりは楽なはずさ
僕は衝動を鎮めた

2016年6月5日日曜日

monotics

国会前では大人達がああだこうだと喚いているようだ
なんだか関係あることらしいがそんなの関わりたくないって思っちゃう
だって結局どうにもならないんでしょ
やりたい人がやってくれるさ
ヤバそうだったらアメリカかどっかに逃げればいいじゃん

おいどうしてくれんだよ
おいどうしてくれんだよ
届かない叫び
あんたらは遠くの星か?
いつまで待てば変わるんだ?
ああ お前らがちゃんとしてりゃ変わるのに…
そう仕向けてるのもあんたらなんだよな…。

金・利権ヶ浜でバカンス
さぞ潮風気持ちいいでしょうね
あーあ。なんでこうなっちゃったんだか
まあすべての元凶は僕らにありますが
仕事の能力関係なしにスピーチコンテストと化した選挙
いかに弱みを握られないかそこが最大のキーです
ああどうしてくれんだよ
ああどうしてくれんだよ
届かない願い
時空の壁でもあったっけ?
どうしてなのか説明しろよ
それとも民主主義における必然?
めんどいのは嫌いです
こうして世界は腐っていくんだな

なあ どうしたらいいんだよ?

2016年6月3日金曜日

発泡スチロール

右に揺られ左に揺られ
僕らは次第に目が回っていく
目が回ってくらくらして
僕らは次第に吐き気催していく
一体どこに向かえばいいの?
何も分からずただただ流されてゆく
周囲に従順になって
なるたけ縮こまって
ああ 一体何がしたいんだろう
僕の本当の心を抉り出して
僕の「意志」 それは簡単に割れる
軽くてすかすかの発泡スチロール
もはや生まれ変わることなどできないんだ
どうしようもない絶望感に苛まれ
動作を止める 流される

前に揺られ後ろに揺られ
僕らは次第に目が回っていく
目が回ってくらくらして
僕らは次第に無感覚になっていく
何を信じればいいの?
何も分からずただただすべて飲み込む
偽造の笑みを浮かべ
なるたけ自分殺して
ああ 何も感じないんだ
僕の本当の心って何だっけ?
ちょっと削りゃぼろぼろと
無感覚 衝撃には強い発泡スチロール
周囲への冷たさも保温されちゃうのか…
どうしようもない劣等感に苛まれ
この世発ちたい 強く願う

誰か火を点けておくれよ
そうすれば融けるのに
本当の心が出てくるのに
しょうがない そんなの夢物語だ

2016年5月21日土曜日

思春期のすべて

梅雨明け
ニューストピックの文字がそう告げている
それでもちょっぴりじめじめしている
なんだかそんな模様

夕日が彼女の髪を照らす
なびく
この一瞬を独り占めしたいだなんて
思いつつもただ見とれて

ほら虹がかかったよ
君とのものなら七色
今ならなんだかあの虹
いとも簡単に渡れそう
そんなの無理だと知っているから

Why was I born?
朝日見ながらぽつりと
梅雨の名残
もくもくと入道雲 ああ恨めしい
なんでかそんな模様

さあ虹を描こうじゃない
ぶっ壊せ空の黒色
今なら青いキャンパスに
君を招いて「大好き」と
ああまた何を誇大妄想

なんだか空が重たいな

あれ虹がかかってない
空は… これは何色?
なんならこの世界がさ 思い通りならいいのにね
布団の上で寝っ転がってる

2016年5月18日水曜日

ウサギとカメ

まだ明日があるって
まだ明日があるって
そうやって繰り返してた20時間前
そんな時間なかったんだって
そんな時間なかったんだって
今更繰り返す20時間後
余裕見せては焦り
余裕見せては焦り
いつの間にか童話のウサギのよう
亀に抜かれては「ゴールは先だ」と言い
ゴール伸ばしてたらもう行き止まりだった
気持ち良さそうな草原
まとわりつくクモの糸
こんなのに勝てるはずないでしょ
まあそうだよね
まあそうだよね
カメ以下だもんね
まだ1ヶ月あるって
まだ1ヶ月あるって
そうやって繰り返してた3週間前
そんな時間なかったんだって
そんな時間なかったんだって
今更繰り返す3週間後
カメへの祝福ムード
慰めの言葉もなく
こんなの不公平極まりないじゃん
まあしょうがないよね
まあしょうがないよね
努力してないんだもんね
まだ数十年あるって
まだ数十年あるって
そうやって繰り返してた遥か若い頃
そんな時間なかったんだって
そんな時間なかったんだって
今更繰り返す老いた私

2016年5月7日土曜日

「違反」

一度、降りた踏切くぐってしまったらそれが平気になる
一度、平気になってしまったらもうなかなか直らない
二度とくぐれなくなるまでくぐり続けてしまうだろう
幾度となく注意されたとしても

連日報道される踏切事故
「線路内人立ち入り」で遅延 イライラ
他人事 他人事 ずっとそう思ってた
踏切くぐる奴を見て内心馬鹿だと思ってた
だけどほら 全部 過去形でしょ
あの時は時間がなかったんだ
だから「ちょっとくらい」って思ってしまったんだ
何も問題はなかったからそれ以降時間が有り余っててもくぐるようになってしまったんだ
全国交通安全週間 踏切で待ち構える警察官 僕は気づかなかったんで いつも通りくぐってしまったんだ
初めて切られた赤切符
初めて出向いた裁判所
「もうやめよう」固く誓うけど変わらない日々
「違反」という薬物の常習者に成り果てていた
もはや無意識だった
数ヵ月後僕は意識無くした
なんとか一命はとりとめたものの下半身不随 借金まみれ
だから皆に告ぐ

一度、降りた踏切くぐってしまったらそれが平気になる
一度、平気になってしまったらもうなかなか直らない
二度とくぐれなくなるまでくぐり続けてしまうだろう
幾度となく注意されたとしても

一度、規則に違反してしまったらそれが平気になる
一度、平気になってしまったらもうなかなか直らない
二度と取り返しつかなくなるまで続けてしまうだろう
幾度となく注意されたとしても

2016年5月2日月曜日

haji->mari

今青い芽が出ようとしています
この芽が立派に成長して実を結ぶのか
途中で枯れてしおれるのかなんてまだ分かりません
阿吽にAΩ
はるか昔から常識だったみたい
終末論者が儲かるのもなんか分かる気がします
ま、とりあえずそういうことです
覚悟はいいか?
位置について用意、(ピストル音)
全ては始まりがあれば終わりがある
最後に笑って拳を握れるか
悔し涙を流すかはこれから次第です
さあ今飛び出して行こう

見えないゴールテープめがけ走らされています
いてて… 石ころにつまづいてしまいました
それでも土払って走るしかないようだ
堪えるしかないでしょう
七転び八起き 負けるが勝ち
はるか昔から言われてきたみたい
失敗は成功のもと
だからさまた頑張ればいいの
ま、とりあえずそんな感じです
覚悟決めたか?
いちについて用意、(ピストル音)
時には成功があれば失敗もある
それでも笑って拳を握れるか
悔し涙を流すかはこれから次第です
さあまた飛び出していこう

いつもがはじまりさ

さあ今飛び出していこう


2016年4月15日金曜日

屈折

生まれた時から僕は水中
数百立方メートル それがall
もはや水は淀んでいるのに
そこはどうやらcan't notice
だからといって叫んだとて外に届く訳もあるまいし
見上げるとぼやけて親の顔
ああなんでだろうな
プールサイドから水中の僕を眺めては「偉大で立派」とThey're under the impression
嬉しいんだけど息苦しいよ
水面に顔を出すことも出来ない こんなところは抜け出したいよ
But I don't know how to escape


苦しいからともがいたら浮いたよ
見上げるとはっきり親の顔
今にも泣き出しそうな感じで
noisy roarを撒き散らす
だけど痛くも痒くもない
耳に水入って聞こえないんだ
「とりあえず戻るか。」
あれ空気が溜まって潜れないよ
水中から「出てけ」
プールサイドから「来るな」
僕は一体どこに行けばいいって言うんですか
右もダメ左もダメ
前も後ろもダメ
Where's the place that I should be?
そんなこと言ってたらI was drowned
Then nobody helped me...

2016年4月7日木曜日

THE TRAIN which is bound for NEW WORLD

慣れない道を慣れない電動自転車で行く
家から見えはした駅舎
はじめて来たんだよ
最後の記念にと写真を撮って
切符を握りしめ改札を抜けた
後ろ振り返ると涙が見え
だけど僕は前へ進む
まだ見ぬ世界への列車
早くも怪しげな空模様
あんなところでやっていけるのか?
不安だらけなんだけど
きっと君なら大丈夫
言葉信じて乗り込む
発車ベルが鳴った
列車は今発車しました

大混雑の車内で押し潰されそうになる
なんとかバランス保つ
これで半人前かな

まだ見ぬ世界への列車
早くも次は終点
だけども空は依然として雲が覆っているんです
人波に流され
「人並み」になった僕は
改札抜けたものの現在位置を見失いました

今見た世界への感想
こんなにも忙しい日常
狭い世界で生きる自分がなんだか哀れなんだよ
だけどもう逃れられない
どうしようもないんだよなあ
だから僕はここに根を張って頑張っていきます

2016年4月3日日曜日

シャルライラってなんですか?

みんな「シャルライラ」「シャルライラ」言って笑ってるんだ
みんな「シャルライラ」「シャルライラ」言ってはしゃいでるんだ
だけど意味が分からないんだ
誰も意味を教えてくれないんだ
「ねえ何?シャルライラって」
頭の中がこんがらがって
教えてくれたっていいじゃない 教えてくれよ誰かさぁ
シャルライラってなんですか?
シャルライラってなんですか?
辞書を引いても検索しても出てこないんだ 意味が分からないよ
シャルライラってなんですか?
シャルライラってなんですか?
ねえ教えてよ 何で教えてくれないの?

僕だけ「シャルライラ」の意味分からないんだ
意味を訊いただけで笑われるんだ
なんだかとっても悲しいんだ
「シャルライラ」が聴こえる度憂鬱なんだ
「ねえ何?シャルライラって」
僕は知ってはいけないんですか
何で教えてくれないの?
その理由を聞かせてよねぇ
シャルライラって何ですか
シャルライラって何ですか
大人に聞こうが誰に聞こうが分からないんだ 意味が分からないよ
シャルライラって何ですか
シャルライラって何ですか
神様なんで僕は孤独の道を歩まなきゃいけないの?

2016年3月16日水曜日

陸上進出

僕らは海から飛び出して陸に上がったんだ
まだまだ息苦しいけど
立派なヒトになれるようこれから頑張ります

海も悪いわけじゃなかった
でも少し窮屈だった
今はあの頃に戻りたいような気もするけど
まあ運命だから仕方ない
親にも会えないからしきりに海に向かって「お元気ですか」と叫ぶんだ

僕らは海から飛び出して陸に上がったんだ
知らないことだらけ 戸惑ったけど
立派なヒトになれるようこれから頑張ります
そしたらまた会いに行くね

海の方が居心地はよかった
でも気づいたら陸上だった
もう戻りたくても戻れない過去
振り返らない方がいいのかな
苦しみ乗り越えないと幸福にたどり着かないからカラカラの喉で天に「耐える」を誓うんだ

僕らは海から飛び出して陸に上がったんだ
地震津波噴火嵐 試練だらけだろうけど
立派なヒトになれるようこれから頑張ります
だからさ 見ててよね

2016年3月6日日曜日

「過去」

ああ なんでこんなことをやってしまったんだろう
ああ こんな些細なことでなんという失敗をしちゃったんだ!
ああ 自分のせいで自分のせいで…uAhhhhh!
ああ もう二度と取り返しはつかないんだね
いつの間にか世界は自分を置いて回ってた
置き去りの僕には試合放棄しかできないのかな?
油性ペンで書いた「過去」という文字は紙を燃やしでもしない限り消えない
消しゴムで必死に消そうとするほど鮮明に残るなんて皮肉だね
塗りつぶしてやろうと思った時にはもうペンはインク切れ
必死に替えを探すけどなぜか見当たらない

ああ とてつもなく胸が苦しいよ
ああ 悔やんでも悔やんでも悔やみきれないよ
ああ 早くこの苦しみから逃れたいんだよ
ああ でも自力じゃ逃げられないから
いつの間にか世界は自分残して消えていた
独りぼっちの僕には試合放棄しか出来ないのかな
油性ペンで書いた「過去」という文字は紙を燃やしでもしない限り消えない
ビリビリに引き裂いたとしても組み合わせりゃほら元通りだ
ゴミに出してやろうと思った時にはもう収集車は行っちゃって
いい加減諦めついたよ 僕は止まった

「過去」は去った過ち
「現在」に現れ存在するけど
「未来」には未だ来ない
唯一の逃げ場

「過去」を悔いる今も未来から見れば醜い「過去」だよ
もう「過去」は消えやしないだなんて今は当たり前だと思うよね?
だからあの紙が見えたとしても見えなかったことにして
必死に未来だけに目を向けて
さあ明日へ飛び立とうじゃない?

2016年3月4日金曜日

水分子に乗せて

ぐるぐる巡る願望のサイクル
ぐるぐる巡る願望のサイクル
ぐるぐる巡る願望のサイクル
ぐるぐる巡る願望のサイクル

君がこぼした涙は地に染み込んで長い年月をかけて地下水となりやがて海に出てそれは蒸発し雲となり雨となり川に流れて飲用水になる

今君が飲んでいるのは数年前にこぼした涙
今君が飲んでいるのは数年前にこぼした涙
Ah今思い出が喉を通過する
Ah今思い出が腸に吸収される

腸が吸収した水は血液に混ざり肺心臓動脈静脈身体中を駆けめぐって腎臓についてボーマン嚢に濾され細尿管で再吸収されて交感神経の指示で汗腺へ

今君が流している汗は数年前にこぼした涙
今君が流している汗は数年前にこぼした涙
Ahほら あの時の悔しさ思い出せよ
Ahほら あの時の嬉しさ思い出せよ

ぐるぐるめぐる感動のサイクル
ぐるぐるめぐる感動のサイクル
ぐるぐるめぐる感動のサイクル
ぐるぐるめぐる感動のサイクル

2016年2月23日火曜日

三途の河の川岸で

最期くらいさ 好きにさせてよ
最期なのかな 信じたくない
この気持ちがさ 分からないかな?
この気持ちがさ 分からないかな?

みんな僕に言ってくるんだ
「最期くらい遊ばないか?」
それで僕は思うんだよ 「僕は死ななきゃいけないの?」
確かに僕は三途の川の岸にいるよそれは認める
だけど何か不思議な力で戻れるかもしれないだろ?
聞こえないのか 脈打つ音が
聞こえないのか 僕の呼吸が
ねえ分かんないの? 僕は生きてる
ねえ分かんないの? 僕は生きてる

僕が教科書開こうとすると寝てろと言う癖に
「最期くらい遊ばないか」 また耳元で波が起こる
もしきっと生きられた時に後悔はしたくはないんだ
死んでからじゃ仕方がない 「生きられますように」神仏に祈る
さよならなんて 言いたくないよ
さよならなんて 聞きたくないよ
「もしかして」をさ 信じてよみんな
「もしかして」をさ 信じてよみんな

きっとこれは悪い夢だ
獏か何かが綺麗に食べてくれるだろうそしたらまた…
ありえないかな…。

2016年2月16日火曜日

雪雨

雪が空から降りだした
綺麗な綺麗な真っ白い雪が
雪が地面で出会った
そこから始まったストーリー
nana nana...

あの日は寒い朝だった
寒波とやらがやってきたらしいね
手がかじかんで痛かった
マフラーが意味をなさなかった
空を見上げた 地を見下ろした
真っ白な雪 そっと 地面に舞い降りて
雪がどんどん積もった
目の前に広がる銀世界
雪がおしゃべり始めた
顔見知りくらいにはなれたかな
nana nana...

雪が積もっちゃったから
さあさあ雪かき始めましょうか
正直腰が辛いな
掻いても掻いてもどんどん積もった
ふと前をみた 君は笑顔で
「遊ぼうよ」と叫んでいたんだ
雪は雨に変わった
積もってた雪が徐々に解けだした
少し雪が残った
「どうせ消えるなら」と思いきった
nana nana...

雪は氷に変わった
分子と分子が結びつき固まったんだ
まだ信じられないよ
踏まれても砕けぬような氷になろう
ice ice...

siri°us

夜空に輝くシリウス
冬にしかお会いできないけれど
夜空で一番明るい君は街灯なんかには負けないんだね
僕は君を毎日見てるんだ
変態だとか思わないでくれよね
だって僕は君が…
もし君を買えるのならいくら出してでも買うよ
でも世間の大人たちはきっと許さないだろうね
もし君と口付けを交わせるのなら飛んでくよ
でも世間の大人たちはきっと無理だと言うだろうね

目の前がかすんだ
どんどん雲が覆い被さった
君の輝きは空中の粒子にぶつかり消えたんだ
望遠鏡を使っても無駄だった
君に僕の雫は見えないよね
ああ何で君は…
もし君を再び見られるなら街だって出てくよ
たとえ世間の大人たちが何か言おうとも
もし君に再び会えるのなら世界一周するよ
たとえ世間の大人たちが何と言おうとも

君の姿がない
新たな町でも似たような夜空
僕がいない間に君は輝くのをやめたんだ
欠けたように残る黒い空間
もう一度話を訊かせてよ
ねえもう一度…
もし君の微光を浴びられるのなら何度も祈るよ
世間の大人たちはきっと狂ったって言うけど
もし君の話を訊けるのなら死んで星になるよ
世間の大人たちはきっとあきれるだろうけど

ここからじゃあ見えないんだよ 君が輝きを止めたら
他の暗闇と変わらないんだよ
世界の終わりだとかほざく人が出てきたよ
世界が終わるなら本望だけど

僕の声は君には届かないかもしれないけど
届いたとしても何光年も後だろうけど
それでも僕は泣いて泣いて叫んで叫び続けて
「君が好きだ」とだけ叫べばそれでいいんだ

I can't help thinking

Where is the place that I should be?
When is the time that I'm needed?
What is the mean that I'm being in the world?
Why was I born?

Ican't help thinking
Who am I? How being is the best?
Please tell me,god
Ah...
Please tell me....

妄想:現実

集合写真の隅に収まる君と僕
慣れない感情はかじかんだこの手ではどうしようもなくて
でもこれだけは絶対に手放したくはないんだ
とか言いながらキモチボールをもてあそぶ
思考にしがみつく君は妄想
片時も離れようとしないんだ
これが正夢ならばな
また集合写真を見つめる
喉まで出かかってる言葉はあるんだ
でもそれが全部水蒸気に変換されてしまうんだ
それがため息となってただただ白く見えるんだ
朱色に染めたいな

クリスマスに騒ぐ街並み人々
イルミネーションが柱に絡みついてるの見て
あの柱が僕だったら
あの電飾が君だったら
自分の口からじゃ何も言えないから
代わりにプレゼントに言ってもらうよ
でも最低一言は添えなきゃだよな
賑やかな通りを急ぐ
朱に交われば赤くなるというけど
朱色の風が君の頬を真っ赤に染め上げてるよ
散らずにそこに残ってる紅葉のように美しいんだ
を願ったりもして

自己中心的暗黒世界

ここに僕の存在意義ってあるのかな?
僕はここに必要とされてるのかな?
むしろマイナス 無言の声が聞こえた
僕は今本当に楽しんでいるのかな?
いろいろ無駄にしてるんじゃないのかな?
周りまで巻き込んでいないかな?
苦しくて
自己中な僕は他人の足を引っ張る自分が嫌になった
自己中な僕は周りの声も聞こうとはせずに
自己中な僕は自分のことばっかり考えてさぁ
他人のことを考えるだけの余裕がなかっただけかもしれないけど

僕がここに存在する理由ってあるのかな?
ここじゃないとこはどんな感じなのかな?
もう一度もう一度を繰り返す
僕は今ここにいるべきなのかな?
なんで立ち去るのが悪いことなのかな?
元気なあいつらが羨ましいな
苦しくて
自己中な僕は自分を他人で傷つけまくって
自己中な僕は「個人的な問題だ」と押し込め
自己中な僕は逃げ場失ってどうしようもなくなってさぁ
正しい判断なんてできるはずがなかったんだ

自己中心的すぎて 幼稚で狂ってしまいそうで
身の回りのものをすべて投げたくなった
そして最後に残った自分までも投げたくなっていた

自尊心が強いだけだ
どうせそんなの言い訳だろ
自己中も個性だって
でもそんなの常識じゃない
憲法13条見ろよ
でも次の14条は達成できてないね だから13条もまだなんでしょ? 来世には達成できてると信じて
いやちょっと待て 本当にお前が迷惑だったら存在を許さねーよ

自己中な僕は自分で自分の存在意義を打ち消して
いた

「僕」

僕になりきれずに「僕」を演じてきた
サイテーな僕を覆い隠すように
主語はすべて「僕」
でも述語は全部過去形
僕も茂みをさ迷いなんとかたどり着いた体(てい)だから
ごめんルートは教えられない
ただ一つ言えるのは人間なんてみんな自己中
この世は暗黒世界かい?
君がここにたどり着くまで僕は待ってる

秋だって、布団から出られない

急げ発車時刻の5分前
間に合わねぇぞ
後方に涼風アリ
高い高い空の彼方へ
は行かないけど
くるくるくるくる落ち葉が回る
くるくるくるくる頭が回る
くるくるくるくるこんがらgirl
くるくるくるくる目の前駅ある

押し込め発車時刻の5秒前
乗り込めねぇぞ
前方に熱気アリ
暗い暗い人工洞窟
を通り抜け
バッと開いたら輝く朝日
バッと開いたら香るキンモクセイ
バッと開いたら柿食う鳥なり
バッと流れる人波乗って

ピッと並んだ四季の法則
ピッと囀ずる小鳥は泣いた
ピッと聞こえたかつての校庭
ピッと改札今抜け出して

急げ入社時刻の5分前
間に合わねぇぞ
前方に蜻蛉アリ
眼鏡何で赤色なのか?
はどーでもいーけど
ザーザーザーザーゲリラ豪雨で
ザーザーザーザー「古」流れ
ザーザーザーザーなぜだか急に
ザーザーザーザー泣きたくなった

語任し

年を追う度に誤魔化しが増えてった
テキトーなこと言って現実から目を背けた
どんな夢まぼろしの世界で生きてんだ
新たな居場所 いいとこづくめ
そう思ってたのに
ああ誤魔化しなんて所詮語任せさ
夢の世は一瞬で崩れた
その瞬間僕の居場所は消え
そこには元からあったかのように汚名と屈辱が残った

過去を見てみりゃ 山のような誤魔化し
それもテキトーに誤魔化してスルーしてきた
どんな最高の世界で暮らしてんだ
自由 平等 思いのまま
そう思ってたのに
ああ誤魔化しなんて所詮語任せさ
最高の世界は一瞬で崩れた
その瞬間僕にはブーイングが降り注ぎ
その重みで穴に落ちて這い上がれなくなった

そんなにごまかしてどうすんの?自分の存在ごまかしたいの?
無駄だって分かってる癖に 無意味だと知ってる癖に
人間は現実に対して無力だよ しょうがないじゃん
ごまかしたってみんな分かってる すぐ分からなくてもいずれは分かる
Look truth Look reality

ああ誤魔化しなんて所詮語任せさ
夢の世は一瞬で崩れた
その瞬間僕の居場所は消え
そこには元からあったかのように汚名と屈辱が残った

ああ誤魔化しなんて所詮語任せさ
最高の世界は一瞬で崩れた
その瞬間僕にはブーイングが降り注ぎ
その重みで穴に落ちて這い上がれなくなった

夢を諦めるな
「元から夢はこれだった」とか言って誤魔化すな
だからといって胡麻みたいなちっぽけな夢も立てんなよ

UルハシイBオクガUラメシクテ

夏休み最終日花火大会の川辺を歩く
至るところに浮かんでいるハート
僕も無性にそれに憧れて
でもどうしていいか分かんなくて
あっちから「愛してる」って言ってほしくて
嫌われる自分が怖くて
ずっと目線でサインしてるのに 何で気づいてくれないの
たった5文字の言葉が心を乱す

言ってしまえばイケる気がして
でも失敗したらもうチャンスはないんだって
完璧キャラ崩壊だな その後うまくやれる自信ない
自分から「愛してる」って言えなくって
あっちから「愛してる」って言ってほしくて
言ってもらえると信じてる自分が嫌で
ああなんだか胸がはりさけそう
たった5文字の言葉が心を乱す

またいつものように過ぎていく
知らない間に奪われて
自分の周りもハートだらけになって
でもいくつも壊れていってるのを見ると
どうしても言えなくなって
でもそれは向こうも同じなのかなとも思って
でもそれでも言えなくて

あっちから「愛してる」って言ってほしくて
麗しい僕が恨めしくて
見ていることしかできなくて
全部壊れてもいいやって最終日すべて打ち明けた
「俺、君のこと、ずっとずっと…好きでした。でも、人間関係とかいろいろ考えたら、なかなか言えなくて…。俺、別にかっこよくもないし。でも…愛してる。だから、もし俺なんかでよければ、」
「バカじゃないの。こんな遅くに今更。私だってあんたのこと…。あんた知らないの?あたしイギリス行くって。私、遠距離恋愛なんてできない。これが本当の「愛」なら別だけど、私はただ、「恋」なだけだから。だから…ごめん。」
「…ごめん…」

たった三文字の言葉が心を砕く

思春期

もう何がなんだか分からない
自分が生きてる意味って何なの?
何度自分に問いかけても納得いかない回答ばかり
大人にも聞いてみたけど認めたくはない現実
思い描く理想像
その狭間に今生きてるんだ

甘い香りあの子だ
手を伸ばしたいけど勇気がない

脳の中がゴチャゴチャでもうやだ
とにかく何かにぶつけたい
その衝動を形にしただけ 限度って何?

今日もまた夜は明ける

またやってきた別れの季節 散りゆく梅は卒業までの日めくりカレンダー
まだ少し肌寒いけど暦の上ではもう春です
毎年「いつか自分もこの歌を聴く時が来るんだろうな」と思ってたけど もう今がその時だなんてにわかに信じられません
メジロの囀りが聞こえた 僕は目を覚ました
何で起きてしまったんだ
夜が永遠に続けば良かったのに
日常が僕に別れを告げ
日常は思い出と化し
時とともに削除されていく

また会えるかな 別れた先で
桜が開花したそうに見つめてくる
まだつぼみで開花しちゃいないけど 咲き散る頃にはもう「思い出」なのかな
桜の花が日常を奪うのだと思うと 桜をうらむこともできずに にわかに信じられません
メジロの囀りが聞こえた
僕は目を覚ました
もう楽しむだけ楽しんだから
悔いはないと言うのは嘘
そんな気持ちに反するように
梅は散っていく
桜のつぼみは膨らんでく
ムードが作られてく

全ては終わりが来るなんてもう分かっていた
けど今がその時だなんて信じたくない
でもいつでも心の中でみんなと会えるって
会いたい時に会えるって
本当に楽しかったことはロックがかかってて削除されないって

メジロの囀りが聞こえた
僕は目を覚ました
ここまでこれたことに感謝だ ありがとう

「日常」(まわり)は変わるけど
「日常」(こころ)は変わらない
時が経って細かいところは忘れても会い続けられるから

梅が散ろうが桜咲こうが関係ない

ロボットト人間ノコイ

こんなことが許されるのだろうか
でも僕は君に恋をした
許されないと分かっていても僕は君の優しさ忘れない
ダメダワタシハロボットナノダカラ
コンナコトッテアルノカナ
ダケドワスレルコトハデキナイ
タノシイコノヒビヲ

それまで僕は内気だった
想いを寄せても好きと言えずに
そんな中僕はいじめられた
家にこもることが多くなった
そしたら君は手を差し伸べまとわり付く闇を追い払った
その時僕は君の勇ましさに恋をした

アナタガワタシヲスキダトシッテテモ
ソンナノダメダトオモイトドマッタ
デモソレカラアナタハワタシニヤサシクシテクレタ
ワタシハホレタノ

そして時は過ぎ もう冬に
ふたりで買いに行ったケーキ
でもその時当たった雪のせいで壊れてしまったようだね

イヤデモオモイデガケサレテク
ネエドウナッチャウノ?
ミライガコワイヨ
ソレデモゲンキナアナタトイルト
コッチガカナシクナルヨ

終に君は壊れた
ねぇ何でなの?まだ恋の途中じゃん
そんなに君が脆かったなんて
そんな 嫌だ

僕は君をスクラップに出した
偶然落ちてたネジは引き出しの中

革新者

時代の革新者は口を揃え「常識に疑念を持て」と言うけど
それが常識になりつつある今それも打ち破られるんだろうな
なんだかよく分かんないけど
とにかく絶対は存在しないってことなんだろうな
それも絶対じゃないけど
人々は人生訓を探し歩き回ってるけど
結局は自分の生き方見つけていかなきゃなんだろうな
だったらそんな人生訓なんか探すのはやめにして
自分の生き方見つけるのに時間割いたらどうだい?

時代の革新者は「時代は進歩し続けている。それに置いてかれるな」と言うけど
時代は進歩したように見えても
周りは進歩したように見えても
長い目で見りゃ退化させてるんだろうな
ねぇちょっと待って
これも常識への疑念なんじゃないの?
もう何だかよく分かんないよ
ああ僕らの脳は何でこんなにも発達してしまったの?
そのせいで色んな問題 頭が重いよ
長く栄えた恐竜時代があっという間に終わったように
今度は自分たちのせいで自分たちの築き上げた文明をボロボロにしちゃうのかな?

若者よ
これは絶対じゃないから無視してもいいけど
もう一度全部根っこから考えていこうよ
それがきっと革新者の言う「疑念」なんだろうな

平ら和やか

みんな「平和」「平和」って簡単に言うけど平和って何?
「平和」って簡単に片付けられるような薄っぺらい意味なの?
僕はみんなが願う平和は「平和」という一言で片付けられるほど単純じゃないと思うんだ
「平和を願う」なんて言うな
もっと具体的に言ってみろ
ほら言えないだろ?
そうやって正義を装ってるだけなんだよ

「平和」って辞書に「穏やかなこと」って書いてあるけどそれホント?
「平和」って簡単に説明できるような薄っぺらい意味なの?
僕はみんなが願う平和は数行に収められるほど単純じゃないと思うんだ
「平和」なんて辞書に載せるんじゃねぇよ
潔く「説明できない」って書けばいいだろ?
そうだろ?

揺れる気持ち〜ヒカリとヤミ〜

誰の心の中にもヒカリとヤミがあって
でもどっちを選ぶか決めなきゃいけなくて
とりあえず戦わせてみる でも五分五分
勝負はつかなくて
ヒカリとヤミで揺れる僕の気持ち
誰か助けてよ ねぇどうすりゃいいの?
なぜヒカリはあるんだろう?
そりゃヤミだけじゃ生きていけない
でもヒカリばかりでもやっていけない
なぜヤミはあるんだろう?
そりゃヒカリだけじゃやっていけない
でもヤミばかりでもやっていけない
やっぱヒカリもヤミもいるんだろうな
でもうまく使えない
心の取説あったらいいのに
ヒカリとヤミで揺れる僕の気持ち
誰か助けてよ ねぇどうすりゃいいの?

2016年2月15日月曜日

Love scarane triangle in winter snow

雪玉に思い込め思い切り上に投げたら
その瞬間お前の雪玉に当たったよ
急に冷やされた感情は脆くなって溢れ出てきた恋心
素直に伝えたい
気持ちは高ぶってく
遊び疲れて吐息は冷たく
僕の頭は冷やされた 親友は裏切れない
三角形はどんどん小さくなってく
必ず僕かあいつかがお前と重なる
そしたらその瞬間友情は壊れる
こんな難題解きたくないから
消しゴムで消したいような気もするけど
でもやっぱりどうしても諦められない
愛の不等辺三角形

言霊に思いこめおもいきり宙に投げたら
その瞬間雲は消え月が顔を出したよ
急に輝いた夜空と君の笑顔 自分のものにしたくって
素直に伝えたい 気持ちは高ぶってく
街に吹き込む夜風は冷たく
僕の頭は冷やされた 親友は裏切れない
三角形はどんどん小さくなってく
必ずプロキオンかベテルギウスがシリウスと重なる
そしたらその瞬間「大三角」は壊れる
こんな異常現象 見たくもないから
南半球に消えたいような気もするけど
でもやっぱりどうしても諦められない
愛の不等辺三角形

Have strong heart!

明日やればいい 明日やればいいって
そう言ってたらいつまでも「明日」は来ないと分かってるのに
どうしても止められない これって本能?
いずれにせよ自分の意志でコントロールするのは難しい
今度こそやる 今度こそやるって
そう言っててもいつまでも何も変わらないと分かってるのに
どうしても言ってしまう これって本能?
いずれにせよ自分の意志でコントロールするのは難しい
まだ時間はある まだ余裕はあるって
そう言ったら心に隙ができるって分かってるのに
どうしても言ってしまう これって本能?
いずれにせよ自分の意志でコントロールするのは難しい
まあなんだかんだ言っても最後は必ずやってくる
その時お前は拳を握るか?
くやし涙を流すか?
絶対やってやる 絶対やってやるって
そういう気持ちがないと何も出来ないと分かってるから
意志を突き通せ これが真の自分
強い意志を持って自己をコントロールせよ!



地の底へ

地の底へ突き進む
暑かろうが関係ない
どんなに硬い壁でもぶち壊してくmy heart!
君は何もかも知ったかのような顔で佇んでいるけど
お前は地の底に何があるのか見たことあるのか?
そりゃないだろうな でも知っている?
頭の中で「知ってる」のと実際に見て「感じる」のの違いも分からねぇのか?
だから俺は
地の底へ突き進む
暑かろうが関係ない
どんなに硬い壁でもぶち壊してくmy heart!