2019年10月5日土曜日

ひまわり (アーカイブ)

ゴミみたいな想い出を吐き捨てて
握ったその事実に弄(あそ)ばれて
零れる これも誰かの仕業でしょうか
崩れて ほどけて

昨日みたいな日々を思いだせなくて
しまったあの言葉を取り出して
触れてる これが貴方の想いでしょうか
含めて 届けて


ひまわり ぱっと開くんだ 一面に
彼女の想いを叶えるように
未だに やりきれない自分はいるけど
どうかね、どうかね、「お幸せに」

ひまわり ぱっと開くんだ 一面に
自分の願いを叶えるように
未だに やりきれない自分に向かって
そうして、そうして、理解させて



しがらみ ざっと囲うんだ 一面を
蔑みの笑顔を携えて
"求めることに意味などあるのでしょうか...?"
どうかね、どうかね

それでも、これが貴方の為ならば
不確かな思いは振り切って
"伝える" これがせめての報いでしょうか
どうかね、この手で






ひまわり そっと植えるんだ 片隅に
失くした言葉を追いかけて
震える涙腺の赴くままに
笑ってほしくて



日、廻り やっと開くんだ 一株が
二人の思いを象るように
ひまわり もっと開くんだ 一面に
どうかね、どうかね、お幸せに。

0 件のコメント:

コメントを投稿