2019年10月3日木曜日

unlike Kierkegaard (アーカイブ)

「そのために生き、かつ死ねるような」
そんな言葉で貴方を形容しても
手に入れられないという空しさが手に入るばかりで


「その」を目標から対象にすり替え
貴方を助けるべく足掻いてみたとしても
変えられないのだと無力さを味わう間に
貴方にとっての私が変わっていってしまう


崇めた貴方は縁を切った
That was unlike Kierkegaard
眺めた世界は絶望に満ちて
救いを求めた

見定めた究極の「貴方のため」は
ずっと足踏みを繰り返していた
I was unlike Kierkegaard
でもそれは間違いなく「いま」を早めた。




「そのために生き、かつ死ねるような」
そんな言葉で貴方を形容していたくて
貴方を完璧でアガペーに満ちた"神"に仕立てた


その前に単独者として立ったことで
絶縁を啓示と読み替えることが出来た
ニヒリズムだとか批判されたとしても
心の支えになってるからプラグマティックに考えりゃ良いんだ


殺めた未練が堰を切った
the night was unlike Kierkegaard
貴方の心が知りたいんだと
投げ棄てたくなった

でも宥めたんだ、「"神様"だからきっと
教えてくれないのではなくて
解釈の余地を下さったんだ」と
I have to be like Kierkegaard...






叶えたら、敵うもんな。

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