抱きあう度に気付かされる
"満たされるまで欠けてたの"
潮も岸を乗り越えて
朧な瞳を浮かべ波に揺らす
あの月夜は、もう、明けてしまった。
冬の寒さは独りを思わせ
電飾にも目が眩む始末で
久しく口にしないショートケーキ
インスタ映えのしない日々を送る
Xmasの喧騒には慣れぬまま
幸せになりたいと溢している
ちゃんと分かってる、こんな私
でも少し夢を見るくらい
いいじゃない...?
一晩でいい
寂しくないように埋めてくれれば
滑稽よね 愛ってこんなものじゃない
全部、全部分かってるのに
"貴方じゃなきゃ"なんて言えない
今年が終わっていく
平成が終わっていく
冬が深まっていく
時代に取り残されていく
孤独は募っていく
雪もまた積もっていく
幸せが集っている
あぁもう私、"古い人"になっちゃうのね
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